だらだらノマド。

趣味、日常をゆるゆる綴るライフログ。

弊社ゴシップ/10月よもやま。

今更ながらTwitterをやっています。ほぼ情報収集用、ブログにまとめる用のメモですが…。よかったらフォローをお願いします!

 
1001〜1003
仕事。
 
1004
『I am from Austria』を観る。
1005
ぼーっとする。
 
1006
プラネタリウム」を観る。

夜空の星々が電話交換手の操作する無数のジャックに重ね合わさるタイトルバックが綺麗。ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップが降霊術師の姉妹役。妹は、依頼者が再会を望む死者を自分の体に憑依させて対面させる能力を持つ。それこそ無数のジャックの中から発信者の望む相手を探し出し繋ぎ合わせる電話交換手のように。あるいは、本来、「見えないものを見せる」プラネタリウムのように。一方、霊能力のない姉は美貌を買われ、霊媒師役として映画女優デビューする。本物の霊媒師と表象としての霊媒師。心霊写真のフェイク加工を引き合いに出しながら、映画プロデューサーのコルベンは、自らが降霊術にかかる超私的な体験を、何の映像マジックもなしにフィルムに残そうとする。万人の欲望、願望を一手に引き受ける映画女優と、自分の欲望だけに先鋭化していくプロデューサーのすれ違い。もはや霊を呼んでいるのか、霊に呼ばれているのか…主客が混沌として狂気を増していく。そこに反ユダヤも便乗して、ユダヤ人のコルベンはとうとう失脚してしまう。「降霊術」「心霊写真」「映画」が絡むモチーフはドストライクだし、衣裳が滅茶苦茶可愛くて、絵は綺麗。ただオシャレ先行なのか、時代の香りみたいなものが漂って来なくて、薄かった。
 
1007
仕事。
 
1008
仕事。暇すぎて色々情報収集をしていたら、おばけやしきブログに行きつき、冨安由真さんのインスタレーションと出会う。今自分が一番欲しているもの…人の気配が充満した不在、雄弁すぎる不在が、詰め込まれていた。(不在が詰め込まれるっておかしいけど)次回の個展はぜひ行きたい。

obakeyashikiblog.blogspot.com

www.artfrontgallery.com

演劇に絡めると、演劇って何の疑いもなく出演者とお客さんが存在するけど、まずそこ疑ってみたい気がする。人がいる、いないの緊張関係を積み上げていく舞台、気になる。…と思ったらこんなのもやっていたみたい。面白そう!

gorona1864.jimdo.com

1009
仕事。
 
1010
ようやく楽天モバイルに切り替える。薄給を強いられているので、各種サービスを楽天に集約して楽天経済圏で生きていこう作戦の一環。独身、30overのひとりっこという最強コンボなので、そろそろ本気でお金のことを考えていかねば‥と思っている。今年はとりあえず、つみたてNISAとiDeCoを始めた(もちろん楽天で)。今後も、本業で給料が増えることは望めないので、楽に稼げる副業(絶対あかんやつ)もできればいいんだけど。ちなみにブログを見ると「舞台見まくってるからお金ないんやんけ!」と思われそうですが、職業柄、自分で払っていないものも多い。(一種の福利厚生と思って人一倍観てます)逆に言うと趣味を趣味にできないほど薄給ということ。
仕事帰りに、見逃し続けていたTHE ROB CARLTONを観る。

kotobanomado.hatenablog.com

1011
ボディガード」を観る。

kotobanomado.hatenablog.com

1012
フェリー本を買った。
 
 今までノーマークだった中距離フェリーの新造船が可愛すぎることを知る。

setonaikaikisen.co.jp

ryobi-shodoshima.jp

「旅サラダ」の瑞風特集もあって、豪華列車、クルーズの情報収集をするも、高すぎて現実的ではない。唯一、手を出せるとすると、コスタネオロマンチカ…?とりあえず今はサンライズ出雲とフェリーに乗りたい。「八つ墓村」はチラ見。映像に役者がついていってない、という印象で、一気に興味をなくしてしまった。

 

1013

録画したほん怖を見ながらメイク。趣里ちゃんの無駄遣い感がすごい。庭劇団ペニノ+「ドレス・コード?」展に行く。

kotobanomado.hatenablog.com

1014〜1018
東京へ出張。大井町の発車ベルがいつの間にかスキンブルシャンクスに。毎朝通勤ラッシュにあたってしまって本当に辛かった。改札に入った瞬間から長蛇の列で、階段は将棋倒寸前。言葉も感情も他人への労りも、人間であることを一度忘れ出来る限りの無に擬態して行列に加わる。それでもやっぱり人間の心が残ってしまっていて、身動きの取れない車内で「人権とは…」(遠い目)と、思いを巡らせていた。
今回は3案件が上手く重なった出張で、そのうちの一つがスチール撮影。カメラマン、スタイリスト、ヘアメイク、プロの力が結集して、とっておきの1枚に集約していく様に感動しきりだった。このスタジオで流れていた曲がめちゃくちゃ好みでShazamに見つけてもらう。Mammal Hands。このアルバム、ヤバい。
「SONG&DANCE」を観る。いじ婚が前振りになり、より尊く観える。

雰囲気の似た「フィーバー」と「ビッグススペンダー」を全く違った振付で見せた川崎悦子先生の手腕には脱帽。前者はスタイリッシュに後者は主導権を取り合う男女をコミカルに。ずんこさんとの「エリザベート」で、客席が笑いから涙に変わっていったのは忘れられない。

 帰りに「TOKYO2021」へ。

kotobanomado.hatenablog.com

1019
休み。部屋から一歩も出ず、ずっとごろごろしてた。多分みんなが言うごろごろよりエクストリームごろごろで、本当に何ひとつしなかった。辛すぎて放置していた辛ラーメンしか食糧がなくて誤魔化すべく思いっきり酢をぶっかけたら、強烈に胃が荒れた。

1020〜1024
仕事。今年は楽しい仕事ばかりで嬉しい。実家へ戻る。末期癌の叔父の体調が悪化していた。嚥下機能が衰え、食べれず痩せ細り、認知症なのか放射線治療の副作用なのか脳の萎縮が進み、せん妄状態で会話も成り立たないらしい。比較的長命の家系で昨年祖父を見送ったばかりなので忘れがちだけど、父母だって十分にリスクの高い世代。ふわふわしていたのに、一気に現実に叩き落とされた。

1025
既に終了した「ひろがる地図」展が面白かったらしいことを知る。特に演劇クエストというのがめちゃくちゃ楽しそうで、我慢しきれず、配布されていた「冒険の書」をゲット!展示会後も使えるらしく、東京出張時に使いたい。「いだてん」直近2回分をちゃんと見。スポーツパートと落語パートが見事に重なり合う回でした。落語と戦争が、人生を賭して鍛え上げてきた走りで結ばれてしまう皮肉。志ん生のいきいきとした語り口で、富九に、小松くんの魂が宿る。スポーツパートでは治五郎さんのストップウォッチが受け継がれたけど、志ん生は身一つでただ語りつぐ。七之助丈@圓生も最高でしたね…さすがクドカンのミューズ。「スマホを落としただけなのに」も観た。
 「search」と同時期にやっていて気になっていた映画。猟奇的な犯人以外も男性陣が概ね気持ち悪すぎて、どんでん返しも、は??となり、期待したようなスマホならではの面白みがない。これなら「何者」の方がよっぽどスマホ映画な気がする。北川景子がメンチの切り方だけが堂に入っていて、ほぼ「呪怨」の伊藤美咲状態だった。ちなみに千葉雄大はほぼ千之助。夕方、近所を散歩。歩くことがこんなに贅沢なことだったのか、と気づかされる。田舎なので、道のどこを歩いても速度も歩き方も気が乗ればスキップだって、他人の迷惑や目を気にせず思いのまま。東京の通勤ラッシュの悪夢からやっと解放された気がした。

1026
「天気の子」を見る。

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1027
trans kobeへ行く。本当に行って良かった。
1028
仕事。

1029
ちょっとだけお邪魔した新入社員研修がめちゃくちゃ面白くて、新入社員よりむしろS先輩とわたしが一番はしゃいでいた。『ハリウッドゴシップ』を見る。

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1030
会議デー。新入社員の配属が決まった。また色々と最悪だった。新入社員はどうかめげないでほしい。思いが高まった挙句長文メールを送り付けて、キモい先輩になってしまった。

1031
頑張った案件のお疲れ様会でサムギョプサルを食べに行く。楽しい話をしたかったのに、3時間ずっと弊社のゴシップだった。前日の配属の話も、上にフィードバックした内容と真逆だったということが判明して、もはや人事のセンスのなさというよりプロパー社員の意見に耳を貸さないという会社の姿勢なんだな、と悟った。そりゃあ我々の上に対する不信感も昂じるわけです。他にも最近の酷い採用や異動によってやってきたヤバい社員の話だとか、上からの責任の押し付け、パワハラ、業務過多の黙殺などなど話題には事欠かない。私の火加減のせいで真っ黒焦げになったサムギョプサルを噛みしめながら、最終的に、みんな神妙な面持ちになった。