だらだらノマド。

趣味、日常をゆるゆる綴るライフログ。

VR ZONE UMEDAに行ってきた話。

K先輩にイマーシブを布教していたら、結果、VR ZONE OSAKAに行くことになった話です。

vrzone-pic.com

会社帰りに、ゴジラと怖いやつとパックマンに行ってきました。(普通にネタバレあります)

まずは、一番のお目当て、ゴジラから。

ゴジラの圧倒的な巨体、絶望的な破壊、次々と撃墜される仲間たち・・・
この国を守れるのは君たちしかいない!
攻撃ヘリ部隊の一員となってゴジラと戦え!
ゴジラの猛威をVRで間近に体験!
血液凝固弾を命中させろ!

仰ぎ見るとゴジラ、っていう夢を年に一度は見る身からすると、感極まる光景が広がっていた。しかも、ヘッドフォンからは伊福部さんのあのテーマソング付き。た、たかまる…!プレイヤーはヘリ隊員という設定なので、下を向いたらヘリ隊員としての足が、後ろを見たら自分が乗ってるヘリの後方部分やプロペラが見えたり、ゴジラの攻撃でヘリの窓が割れたり、という細部まで凝ってて、VRってこういうことが可能になるんですね…!と、かなり感動した。(ただちょっと画素数が粗い気もしたけど)グループごとに一体のゴジラを倒す設定。ゴジラ好きのわたしとしてはゴジラに攻撃するなんて忍びなかったのですが、断腸の思いでボタンを連打しました。(思い切り撃っとるがな)タッグを組んでる者同士の声はマイクを通じて聞こえるし(私たちはうるさすぎたので普通に生声が聞こえた)お互いの攻撃も反映されている。明らかに撃ちどころを間違えたけど、普通にゴジラが固まって終わりました。

…と、VRの威力を思い知ったところで、次に選んだのが、ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)。体験中の人たちの叫び声が辺りに響き渡っている…。

決してひとりでは入らないでください・・・
このお化け屋敷は本当に襲われる!
VRが切り開くかつてない恐怖体験
友達と一緒に、呪われた廃病院から脱出せよ!
生き残るためのルールは、制限時間内に脱出すること。
ただし仲間の誰か1人でも死亡した場合は、全員殺される…
プレイヤーは車椅子に乗っている設定。左手のレバーで車椅子の前後の操作、右手のリモコンは懐中電灯として真っ暗な通路を進むのに照らしたり、分岐点になるとどちらに進むか向きを選ぶことができる。ペアは基本バラバラに動くのですが、お互いの位置は認識でき、中間地点で2人揃わないと進めないとか、最後も制限時間内に2人揃わないと先に着いた方が処刑されるとか、片方が死んだらゲームオーバーとか連動してます。
キャラクター造形も内容もかなりグロい。特に最後の処刑場は、ペアで先についた人は、周りが徐々に処刑されていく中、相方が助けに来るのを待たなければいけないらしく、その状況は無理…と思った。わたし、ホラー映画は好きですが、究極の社会風刺として面白いから見ているので、こういうただのグロい系は見ないし、処刑とか、倫理観からあまりに逸脱した行為をエンタメ消化するのは受け付けないので、嫌い…!(おこ!)の感情と、さすがVRで普通のお化け屋敷よりも突然目の前に出てくる感覚でめちゃくちゃ怖くて、ただでさえ激しい動悸息切れに拍車がかかり、終わったころにはすっかり消耗しきった…。グロ好き以外はオススメしないです。
最後に、パックマンで気分転換。上の二つと違って、VRゴーグルをかけつつ自分でも自由に動くタイプ。内容は↓の説明の通り。ちょっとした運動になって面白かった。
仲間とともにパックマンのメイズ(迷路)に飛び込め!
動くクッキー、迫るゴースト、近づくタイムリミット・・・。
形勢逆転のパワークッキーを切り札に、伸びて、しゃがんで、動き回り、全身でクッキーを集めつくせ!さぁ、君たちは最終ラウンドにたどり着き、見事クリアすることができるのか!?
平日夜だからかめちゃくちゃ空いてて、どれも待ちなしだった。HEP FIVEの8、9階という贅沢な空間にアトラクションが15個。各アトラクションにスタッフが要るので人件費がかかる割に何度もリピートする感じでもないし、VR単独だとちょっと弱い。長続きしなさそうな気配がした…。あと、ホラー以外は体験場所に囲いがないのでVRゴーグルを付け目の前の世界に没入する醜態を世間一般に晒しまくることになるのは如何なものでしょう…(ゴジラなんてエスカレーター上がった目の前)それを意識してか、みんな無言、無表情でクールにキメてました。ゴジラー!!伊福部ー!とか絶叫してるのは我らだけ(我ら、無邪気)。しかも、気づけば周りは学生カップルだらけ。思いっきり平均年齢をぶち上げてしまったのに気づき、そそくさと新地へ向かいました…。