去年行った広島旅行記。その1はこちら。
<2日目>
朝ごはん。メニューが揃う前ですね、これ。。
石亭に名残惜しさを感じながら尾道へ。ロープウェイに乗り、千光寺からの眺め。
尾道といえば、猫!下りはロープウェイに乗らず「猫の道」なるルートで下ったんですが、猫に会える道じゃなくて猫グッズの道だった…。(遠い目)結局、1匹も会えず。
途中、めちゃくちゃジブリっぽい素敵な店があった。
朱華園が休みだったので、近くのおのみちラーメンを食べる。
前にTVか雑誌で見て気になっていた向島のウシオチョコラトルへ。対向車NGの細い道を進んだ公民館の2階が店舗になっている。運転苦手な父が冷や汗をかきながら何とか辿り着いた。カカオのみで作った、甘酒みたいな不思議な味わいのチョコレート。
父が力を使い果たしたので、早々宿へ。この日は鞆の浦の「汀邸遠音近音」。
石亭に泊まりたい!っていう想いが強かったので、正直、汀邸は後付け。石亭がなかなかにお高く、こちらは微妙にケチってコーナービューツインにしたため、3人では面白いくらい窮屈だった。ただ、テラスはゆとりがあって、目の前に弁天島、仙酔島が見え、波音も聞こえて、気持ちいい。
テラスの露天風呂も最高。温度は湯量は一括管理だったけど、いい湯加減だしすぐ足し湯される。洗い場や洗面所も広くて綺麗でテンション上がる。大浴場がない代わりに、車で近くの姉妹館「鴎風亭」まで車で送迎してくれる。大浴場の代わりになる貸切風呂は2箇所あって、45分単位で無料予約できるという話だったので、父、母と私で超高速で入って交代しないとなぁと思ってたら、この時間は空いているので、2箇所予約しますね!と言ってくれ、気兼ねなくゆっくりできた。
お料理は味も量も満足感たっぷり!鯛めし美味しい…。
惜しむらくは、パブリックスペースがほとんどなかったこと。(石亭がありすぎた)玄関は古い梁が残る町家をリノベーションした建物で雰囲気があるけど、そこにあるスペースもかなり狭く、宿泊棟へ行くにはそこからは渡り廊下を渡って別建物(旅館というよりかなり施設っぽい)に移動するので、なかなかここまで休みに来れないかな。
フリードリンクのあるロビーも狭いしフロントが隣接しているので、ゆっくり寛ぐという感じではない。部屋広めにすればよかった…と後悔した。
<3日目>
朝の海もいいですね…!
朝ごはん。
鞆の浦散策。對潮楼。
保命酒を造るお店がいくつか残っている。高野山のだらにすけ的な?
その中のひとつ、太田家住宅がすごい。無駄のない動線を叶える間取り、生活の知恵が反映された工夫、ハイセンスなのに嫌味ないデザイン、高級木材にハイカラなタイル、まさかの音姫機能。全部見どころ。各部屋をガイドしてくれたので、めちゃくちゃ満喫できた。
「流星ワゴン」でもお馴染み、常夜灯。
いろは丸事件で、龍馬が逃げ隠れしまくったらしく、あちこちに隠れ部屋があって面白かった。
「ゆく美くる美」で紹介されててずっと気になっていた神勝寺へ。
お目当てはSANDWICH設計、名和晃平のインスタレーションが観られる洸庭。圧巻すぎる…!どのアングルから見てもすごくないですか…!?
インスタレーションは、暗闇の中に波立つ水面とわずかな光を20分くらい眺める。(親には意味わからん…とぼやかれる)貸切状態。いやいや、贅沢すぎませんか…どんだけお金かかってるねん…。しかし、これだけでは終わりませんでした。寺というか、本堂にたどり着くまで20分という、もはや村の風景が広がっていた…。
寺務所はなんとフジモリ建築。
お風呂もあれば食べるところもたくさん。
神勝寺うどん。修行僧と同じお作法でいただきます。
山道的なところまで手入れが行き届いて綺麗すぎる…。
広大な敷地のどこもかしこもお金を掛けまくっているのが伝わってくるし、ピエールエルメのオリジナルグッズ売ってるし…なんなんだここは…実はヤバい宗教のヤバい資金で作られたのでは…と、だんだんビビり始める我が家。そしたら何か怪しい歌も聞こえてきて怖くなったので、そそくさとお暇してしまった。後から調べると、瀬戸内を牛耳っている常石グループが経営してる一種のテーマパークだったんですね。ヤバくなくて良かったー!
以上、のんびり広島旅を懐古する、でした。
居心地が良くてごはんも美味しいので、ついつい遊びに行きがちな瀬戸内方面。次は呉に行ってシーパセオに乗る!が目標です。早く自由に遊びに行きたい!