だらだらノマド。

趣味、日常をゆるゆる綴るライフログ。

50年代~90年代プレイリスト作ってみた。

『フェロートラベラーズ』のBGMプレイリストを作ってから、アニタ・オデイいいなーとか時代ごとの音楽の変遷面白いなと思い始めて、Apple Musicでプレイリストを7つ作ってみました。音楽に疎いので、音楽好きの人から見るとド素人まるだしのセンスない選曲だな~と思われるかもしれないけど、自分自身が満足してるので気にしない。クィアミュージック的な要素も少し意識しています。

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ところで、曲順もそれなりにこだわって作ったんですが、iOS26からApple Musicに追加されたAuto Mix機能が結構面白くて。プレイリストの前後の曲を上手いこと繋いでくれる機能なんですけど、センスいい時と悪い時の落差が激しくてその闇鍋感がたまりません。

作ったプレイリストはこちら。

①Late Night Jazz

50~60年代中心の女性ヴォーカルのみのジャズプレイリスト。

夜のチルタイムにぴったりの心地いいスタンダード曲が詰まってます。お風呂で聴いたらめちゃくちゃ優雅な気分になれるよ。

 

②Late Disco, Early 80s

『フェロートラベラーズ』のep7を観て面白いなぁと思った70年代~80年代初頭のディスコソング。とにかく強制的にテンションを爆上げしてくれるので、仕事行きたくない日とか雨の日の朝はこれ一択。無駄に足取り軽やか。

 

Neon Myth 80s

80年代アメリカのイメージ。一見明るくて夢あるけど、実際、そんな良い世界じゃないのでは?みたいな皮肉交じりだったりもします。

 

④Cold Neon 80s

ダンカン・シーク作曲のミュージカル『アメリカンサイコ』の曲調(特にオープニング)がかなり刺さったので、その方向性(シンセポップ?)の曲多め。あと、③よりも少し夜、冷たさ、欲望の度合いが高め。

 

⑤Edge of the 90s

③の続きみたいな感じ。③がShow must go onで終わったのでそこを少し汲んで華々しく90年代の幕を開けるけど、最後は世紀末的にI've Seen It All(もう全部見た)で終わってくプレイリスト。

 

⑥End of the 90s

こちらは踊ってたらいつの間にか世紀末になってたみたいなプレイリスト。

 

⑦Late 90s TOKYO

90年代中盤~00年代頭のJ-POPプレイリスト。これは⑤の日本版みたいな感じで、たちばな的90年代日本のイメージをぎゅっと詰め込んでます。曲の繋がりもいい感じだと思うので、シャッフルせずにそのまま聞いても心地よく聞けると思う。

 

以上、7つのプレイリストでした。楽しかった~!

限界OLのサバイバルアイテム2025

関西在住のはずが1年の3分の1あまりを東京で過ごし、OLのはずなのにもはや勤務場所がオフィスですらなくなってきている30代独身の会社員が、仕事以外のストレスをいかに軽減して日々を過ごすかを模索して集めてきたアイテム紹介記事です。↓記事の続編的な位置づけ。

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念押ししておくと、綺麗になりたい!健康になりたい!みたいな意識高い目標ではなく、なんとか今日も一日生き延びたいという一心(ギリギリでいつも生きてるから)で選んだアイテムです。一部、過去記事と重複しているものもあり。

  • ・ヤクルト「ヤクルト1000」
  • ・ポッカサッポロ「キレートレモン クエン酸2700」
  • ・ATEX「ふくらはぎゅ」
  • ・靴下の岡本 まるでこたつソックス
  • ・ミューラー「グリッドフォームローラー」& youtube「リリースハウス」
  • ・uka 「KENZAN」
  • ・YOAN 「BQエアリーフォームスクラブ」
  • ・アトリックスビューティチャージ
  • LUSH「リップスクラブ」&オバジ 「ダーマパワーXリップエッセンス」
  • キールズ 「DS RTN リニューイング セラム美容液」
  • ・エリクシール 「トータルVクリーム」
  • ・SNIDEL BEAUTY「フェイススタイリスト01」とブラシ
  • ・ウェットブラシ ドライ
  • Panasonic ナノケアシリーズ
  • ・Refa イオンケアブラシ
  • ・YAHMAN シャインプロ
  • ・LOVE CHROME ツキ ゴールド
  • ・香りもの各種
  • ・Technics EAH-AZ100
  • ・DAYLILY フェイクレザーポーチ
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人生最愛ドラマ『フェロートラベラーズ』考察その2(音楽・アイテム編)

『フェロートラベラーズ』考察編その2です。

1952年~87年を追いかけるこのドラマは、音楽、美術、ファッション、小道具などで時代を描き分けているのも魅力の一つ。

中でも音楽は、オリジナル曲(も素晴らしい)だけじゃなく各時代の既存曲をふんだんに使って時代の空気感を伝えてくれます。最初は英語もわからないし、おしゃれだな〜!と雰囲気を楽しむくらいだったのですが、3話のラバカン、Perhapsくらいから、ひょっとしたらこれってキャラの心情やシチュエーションにかなり寄せてるのでは?と思い始め、和訳してみると、全ての曲がもはやミュージカルと言っても過言ではないくらい意味を持って配置されていることが判明し、天を仰ぎました。

脚本とも密接にリンクしつつ、70年代以降はクィアカルチャーに根付いた選曲(LGBT当事者でエイズで亡くなったアーティストにもリスペクトを感じさせる選曲)もされているという神業っぷりだし、何より、抑圧的な環境下でお互いなかなかストレートに感情表現をし合わないホークとティムの気持ちを音楽が雄弁に代弁する形になってて、もうめちゃくちゃにアツいです…!

というわけで、すでに2万字以上の考察を書いたものの、このドラマはこれらの音楽が結びついて初めて完成すると思うので、ドラマをご覧になった方は、ぜひ前回の記事と合わせてチェックしてみてください。

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前回の考察記事と照らし合わせやすいように同じく時系列順に、ホークとティムの二人の関係性に焦点を絞って並べています。数曲ピックアップするだけのつもりが、ほぼほぼの曲を取り上げることになったので、また1万字超えてますが…。

なお、音楽の情報はまとめてくださってる方々からありがたく頂戴しています!

Fellow Travelers 使用曲一覧|grape

Fellow Travelers Season 1 Soundtrack – SOUNDTRACKI

プレイリストも作ったよ。ぜひ聞きながらどうぞ!(70年代のディスコサウンドにハマってしまった。)

最後におまけで、考察の補足としてアイテム編も付いてます!

  • 1話「あなたは素晴らしい(You're Wonderful)」(1952年)
  • 2話「無敵の男(Bulletproof)」(1953年)
  • 3話「殴ってみろよ(Hit Me)」(1953年)
  • 5話「手紙は書かないで(Promise You Won't Write)」(1954年頃?)
  • 8話「愛すること(Make It Easy)」(1957年)
  • 6話「計り知れぬ思い(Beyond Measure)」(1968年)
  • 7話「白夜(White Nights)」(1979年)
  • 1~8話(1986年)
  • 補足1:ホークの傷とペーパーウェイト
  • 補足2:届いた手紙、届かなかった手紙
  • 最後に
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人生最愛ドラマ『フェロートラベラーズ』考察その1 全話ネタバレ全開編 ※2万字超え

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元々は、この間アップしたドラマ紹介記事に軽く全体をさらったネタバレ文を付けてたのですが、あまりにも酷い文章かつ見落としや誤読がひどくて、改めて書き直したら2万字を超えて別記事にせざるを得なくなりました(狂気)。エピソード順ではなく時系列順に追ってます。

ネタバレ全開ですので、どんなドラマかもう少しだけ知りたいという人は頭だけ、以降はドラマ視聴後に読んでください。人生最愛と言い切ってるので、かなり力をいれて書きました。

なお、本来は、政治的背景、登場キャラクターが複雑に絡み合って物語が展開しますが、ここでは単純化してホークとティムの関係性を中心にピックアップして流れと考えたことをエピソードごとにつらつら書き連ねています。

※11/11 考察その2をアップしました。

このドラマは音楽が入って初めて成立すると思っているので、ぜひ合わせてお読みください!

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  • 1話「あなたは素晴らしい(You're Wonderful)」(1952年)
  • 2話「無敵の男(Bulletproof)」(1953年)
  • 3話「殴ってみろよ(Hit Me)」(1953年)
  • 4話「クリスマスソング(Your Nuts Roasting On An Open Fire)」(1953年)
  • 5話「手紙は書かないで(Promise You Won't Write)」(1954年頃?)
  • 6話「計り知れぬ思い(Beyond Measure)」の回想シーン(1955年頃?)
  • 8話「愛すること(Make It Easy)」(1957年)
  • 6話「計り知れぬ思い(Beyond Measure)」(1968年)
  • 7話「白夜(White Nights)」(1979年)
  • 1~8話(1986年)
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11/9更新『フェロートラベラーズ』という人生最大の推しドラマに出会ってしまった話。

このブログやTwitterを見てる方ならもうお気づきだと思うのですが、私は非常に熱しやすく冷めやすい性格で、熱中するもののスパンがかなり短く不安定なので、例えば、2個前のエントリーにある小紅書の更新はもう長い間止まったまま(え???あんだけ言っておいて???)だし、今は旅行欲が0の状態。なんなら舞台もプライベートで積極的に見ようと思う気持ちすら一時的になくなってるというありさま。

その代わり、映画、海外ドラマのビッグウェーブが来ていて、先月はドラマ『ジェネレーション・ウォー』(U-NEXT)、映画『大いなる自由』(U-NEXT、アマプラなど)+Netflixドキュメンタリー『エルドラド』あたりに心揺さぶられた流れで、クィア映画・ドラマをいくつか見るうちに、とうとう今世紀最大では???と思うほどの推しドラマに出会ってしまったのでご紹介します。

Paramount+『フェロー・トラベラーズ(Fellow Travellers)』とは(ネタバレなし)

まずはこちらをご覧ください(プレゼン)。

日本では2024年~配信の全8話のドラマ。アマプラで観れます。

トーマス・マロンの同名小説の映像化。

第二次世界大戦の退役軍人でカリスマ的な存在感を放つ国務省職員のホーキンス・“ホーク”・フラー(マット・ボマーは、理想主義的で敬虔なカトリック信者の若き議会職員ティモシー・“ティム”・ラフリン(ジョナサン・ベイリー)と出会い、恋に落ちる。性格も境遇も全く違うホークとティムは、共和党上院議員のジョセフ・マッカーシーと弁護士ロイ・コーンが「共産主義者、反乱分子、性的倒錯者」の排除を宣言した暗い時代の幕開けとともに秘密のロマンスをスタートする。

同性愛者であると知られることが社会的な死を意味した1950年代から、1960年代のベトナム戦争反対運動や1970年代のドラッグが蔓延するディスコ快楽主義、ハーヴェイ・ミルク暗殺、1980年代のエイズ危機まで、激動の40年間の中で二人が織りなす熱いロマンスが描かれる。

一応、オフィシャルのあらすじ(少しだけ手を加えたけど)はこうなってる。

が、このニュアンスで全て表現できているかと言えばちょっと謎。というのも、ドラマのジャンルとしては「ポリティカルスリラー」+「ヒストリカルロマンス」に分類されていて、「ヒストリカルロマンス」のヒストリーの中にはクィアヒストリー”という意味合いも含まれている。この予告編はこの2つのジャンルのミックスとして良く出来てるけど、じゃあこの作品を完走した上でこの作品らしいかと訊かれたら、うーん?

とにかく大胆な構成(時系列がパズルのようになってモチーフやアイテムが複雑に絡み合っていく)、緻密な脚本、音楽や美術などの世界観の演出、キャストの化学反応(マット・ボマーとジョナサン・ベイリーがとんでもねぇです)どれをとっても素晴らしいんです。

なので、このドラマ自体も、二人をはじめとするキャラ設定やその関係性も、複数のレイヤーが重なり合っていてジャンル分けや言い切りがとても難しく、なかなか言葉では伝えきれません。でも、その曖昧さこそが最大の魅力でもあります。

言い換えれば、万人がライトに楽しむ作品ではなく、一部の人にぶっ刺さるタイプ。各話ヘビーで苦しくて涙なしには見られないし、共に何かを背負いながら伴走するドラマです。最終話を観終えた日は、文字通り胸が痛くなり慟哭し、目が半分しか開かなくなりました(重症)。

それもあってか少なくとも日本で流行ってる感覚はないのですが(BL界隈では話題になってるっぽいが正直もうBLとかいう範疇はとっくに超えている)、だからこそ、この先こんなドラマにもう一度出会えるのか???(いや出会えない)と思うほど衝撃を受けた私が、一人でもいいから同じようにぶっ刺さるかもしれない人にこのドラマを届けたい…!!!と思って書いています。

少しでも興味をもっていただけたら‥これ以上説明するの難しいので(説明放棄)

とりあえず、アマプラで1話を観てみてください…!

Prime Video: フェロー・トラベラーズ シーズン 1

 

ただ、ひとつ注意があって、インティマシーシーンがかなり激しめです(ので、背後と音量に気を付けて観てください)。

見始めてから知ったのですが、素晴らしい演技を見せている主演のマット・ボマーとジョナサン・ベイリー(映画版の『ウィキッドフィエロだよ)はオープンリーゲイで、だからこそよりこの作品に力を入れて繊細に作り上げていると思うのですが、このインティマシーシーンも例外でなく、自分たちで案を出しながらリアリティのあるものを目指したそう。

よくあるなんちゃっての致してるシーンや、官能性、ポルノ性だけを際立たせた表現とは一線を画して、このドラマでは二人の親密さ、関係性、力関係の変化、自己開示などストーリーに欠かせない一部として重要な役割を果たしながらも、濃密な官能性も表現するという絶妙な匙加減になっています。

一瞬びっくりはするし(1話で食べてるうどんを吹きかけた)、私はいったい何を見させられてるんや(6・7話)と反射的に思うところもあるんですが、最終的には説得力がすさまじく腹落ちすること間違いなしです。

あと、各時代を描き分ける美術、衣装、ライティング、演出、音楽などのセンスもずば抜けてます。特に前半の50年代のシーンは音楽が多用されていて、そのシーンやキャラの心情に応じたジャズが流れるのも最高(これもまた別記事にまとめるつもり)。

apple musicのプレイリストを作ったのでぜひ。

 

『フェロートラベラーズ』と併せて観るなら(ネタバレなし)

時代背景がわかるとよりドラマの理解が進みます。

特に、1950年代の赤狩りと同時並行で行われた”ラベンダースケア(同性愛狩り)”と1980年代のエイズショックという社会的、生命的危機の時代が中心となって話が進むので、この両時代の背景は少し調べておくとより彼らの人生を実感できると思います。

まず、ロイ・コーンが出てきて思い出したのは『エンジェルス・イン・アメリカ』(U-NEXT)。NTL版の前半だけ観てたので、ドラマ版(全6回)をしっかり観てみた。

『エンジェルス~』は元が戯曲なのでやや難しい部分もあるけど(理解的にも映像化するにあたっても)、80年代のアメリカ神話の終焉を描いていて、宗教も政治も苦しみに答えてはくれず、もはや病や薬が見せる幻覚にしか人は救われないのか?みたいなところを入口にして、最後にはそれでも人は生きていくのだ、というパワフルなメッセージをくれる作品。これが書かれたのは20世紀だけど、今見ると、よりひどい時代に生きる我々への過去からのビデオメッセージにも見えてきます。

モルモン教のジョーがセクシュアリティと宗教の狭間で悩む姿とかパートナーとの関係性とか暴虐性と脆さを併せ持つロイ・コーンとか『フェロートラベラーズ』のシチュエーションとかぶる設定もあり、毛色は違うけど併せて観ると面白いと思う。ちなみに、『フェロートラベラーズ』にも名前が出てくるエセル・ローゼンバーグが思わぬ形で登場したりもする。

あとは、『プライド』(Disney+)というLGBTQ+の公民権にまつわるドキュメンタリーを取り急ぎ50年代だけ見て、続きも見るつもりなんですが、50年代を見ただけでもまさにドラマにドンピシャで理解が深まったので、かなりおすすめ。

ちなみに、ここに出てくる実在の人物がドラマのとあるキャラのモデルになってて、ドラマの途中でドキュメンタリーを見てからドラマを再開したんですが、この流れもしや…?と思ったら『プライド』そのままだったので、ネタバレ絶対NGの方はいったんドラマを1巡してから観ることをお勧めします。それくらい密接に関係しあってるドキュメンタリーです。

 

以上、ネタバレなしのドラマおススメ記事でした。

そして、ネタバレ全開編へ続きます!!!(かなり力入れて書きました)

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8月東京遠征(BTTF&『研辰の討たれ』&『人形ぎらい』)

1泊2日の東京遠征に行ってました。

一番のお目当てだった歌舞伎座の第二部『火の鳥』のチケットは即完。

第三部『研辰の討たれ』、三谷文楽『人形ぎらい』は観るとして、『火の鳥』の代わりをどうするかな…美術館でも行くか…とふんわり思ってたところ、直前に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の戻りが出てて、速攻押さえました。

以下、3作品の簡単な感想です。

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小紅書始めてみました。

中国のSNS 小紅書(RED note)を始めてみました。

 

きっかけは、WeChat。

そもそも何で中国に興味を持ってるのかっていうのは、Sleep no moreを筆頭に気になるエンタメがたくさんあるからです。詳細は昔書いた上海旅行記をご覧ください。

ご存じの通り、中国ではXもyoutubeもインスタも規制されていて、日本からだと現地のエンタメ情報がかなり入手しづらく、これまではWeiboやらWeChatでちまちま情報を得るぐらいしかできていませんでした。

そんな中、WeChatで、演劇オタクのミニブログ的なものとたまたま出合って、内容も素敵だし、情報源としても最高やな~と思って読んでたんですよね。で、その記事の最後に貼ってあったのが小紅書のQRコード

小紅書は中国版インスタと聞いていて、個人的にはインスタが全く好きじゃない(検索性最悪だし、情報を得るためのプラットフォームとしては終わってる)ので、まぁちらっと覗いてみるか…ぐらいの温度感だったんですけど、これがまぁ面白くて!

小紅書の演劇オタクたち

小紅書もインスタのように画像は必要なんですけど、少なくとも演劇オタクたちはそこに重きを置いてなくて、ミニブログ的に感想をつらつら書いたり、最新情報を発信したりしてます。字数の上限は1,000文字。日本だと当たり障りのない感想になりそうなのが、臆せず良し悪しを書いてる人が多くて、情報としても信憑性高め。

しかも、驚くべきは小紅書のユーザーは20〜30代がほとんど、ということ。日本の観劇層より圧倒的に若い彼女たち(ほぼ女性)がめちゃくちゃアグレッシブに舞台を観て、感想を発信してる、という事実だけでもう尊い

中国では、おそらく政治的な制約もあって、海外の演劇・ミュージカルの権利を買って自国のキャストで上演する機会はそんなに多くなく、自国制作の大規模ミュージカルもほぼないので、キャパの大きい劇場は、欧米やアジア各国からの招聘ものでほぼ埋め尽くされてます。

もちろん日本のように、推してる役者、ジャンルを中心に観るオタクも多いけど、海外公演が多い分、おのずと観客の守備範囲も広くなり、国内外の舞台に対して好奇心も知識も持っているという印象で、総じてフットワークも軽い。その辺りは日本から度々渡韓するミュージカルオタクと共通しているかもしれないけど、やっぱり人口が多いですからね…圧倒されます。

小紅書のよさ

というわけで、小紅書は、高度な知識と好奇心を持った若いオタクたちがそれぞれ発信する場なのですが、他人の書いた投稿に対して積極的にコメントを残すのも特徴のようです。インスタとかXはもうインフルエンサーとそうでない人の区分が出来上がっているし、炎上とかバズることはあっても、関係性ができてないうちからガシガシコミュニケーションを取るってほとんどないと思うんですけど、小紅書は初対面かつ外人である私に対してもガンガンきます。

長年インターネットをやってきた演劇オタクとしては、昔、個人のHPに必ずあった掲示板(懐かしー!)とかブログとかX黎明期に、何か新しいネタが出る度にみんなでわいわい言い合ってた頃の風情に近いものがあって、あぁ昔ってこうだったよな~とかなり居心地がいいです。

実際に発信してみて

なんだか映えを気にしなくてもよさそうだし、ブログの延長線でいけそうだぞ、と察したので、読むだけじゃなくて、自分からも発信してみることにしました。

演劇オタクの日本人はあまり小紅書で発信してなさそうだったので、日本人であることを明かした上で、このブログで書いてるような、日本で観た舞台、現代アート、旅行の感想を短くまとめて発信してみることに。すると、意外に反応があって、1週間で100フォロワーを超えました。

もちろん中国語は一切できないので(Duolingo3日目でとまってる)、日本語で書いた文章をChat GPTに投げ込んで中国語翻訳して(あいつめ勝手にアレンジしてくるので阻止しながら)投稿してます。

正直、どれほど翻訳が上手くいってるかはわからないし、たまにChat GPTが堂々と嘘ついてきよるのでそれに注意しながらですけど、英語戯曲もDEEP LよりChat GPTの方が上手いことそれ風に訳してくるので、変なことにはなってないのかなとは思う…というか思いたい。

ちなみに、小紅書のアプリは今年から日本語対応し始めたようでメニューも日本語で読めるし、各投稿・コメントの下にある翻訳ボタンを押せば、それなりに日本語で読むことができます。日本語交じりの文章だと翻訳ボタンが使えないけど、コピペして他の翻訳機にかければいいだけなので、言葉のハードルはかなり低いです。

もちろん、中国の政治的な難しさや情報統制の怖さも認識していて、危なくなればすぐに引き上げるつもり(突然BANされたなんてことも聞く)だし、自分がなんかしくったら、国際問題に発展するぞ…(ごくり)くらいの危機感はもって丁寧にやってます。

ただ、今のところは、いろんな輩がいるXで自分のTLは穏やかで常識的なのと同じように、強固なアルゴリズムで(それはそれで怖いが)ヘイト投稿は見かけないし、そういうコメントを投げかけられたこともありません。

むしろ、非常にフレンドリーにコンタクトを取ってくれます。

中国語のコメントも翻訳すれば一発でわかるし、丁寧な日本語を操る留学経験者や、おそらく翻訳機能を使ってわざわざ日本語で書いてくれてる人もいれば、謎の大阪弁を操る人もいたりして。日本の好きな作品や役者、来日した時に観た舞台を教えてくれたり、日本の舞台の質問してくれたり。逆にこちらから中国のエンタメ市場に関してたくさん質問を投げかけても、親切にしっかり答えてくれて、上海に来るときはガイドするよ~という反応もあったりで、たった1週間なのにかなり知見が広がっています。

中でもびっくりしたのは、BTTFの感想で、四季の推し 野中さんに触れた時(推しを中国で広めようという壮大な計画)、「野中氏=四季で悪役をやりまくってる人」というあまりに正しすぎる認識を持ってたこと。あと、歌舞伎好きな人に『ショウマストゴーオン』の配役を伝えると、「浅野さん、久しぶりですね!」というコメントがきたり、松竹座の閉館を一緒に悲しんでくれたり、と、なんかもう…知識量がすげぇ…!と本当に感激してしまって…。

なので、こちらも最初こそ、海外に発信するものだからあんまりニッチなこと書いてもわからんよな…と毒にも薬にもならないどうでもいい内容の感想を上げてたんですけど、逆に失礼やなと感じ、普通に書くようになりました。

これまで、ミュージカル、文楽、ストレートプレイ、歌舞伎、宝塚OG、美術館、旅行となかなか振幅広く書きましたが、それぞれに反応してくれる人がいるというのが嬉しい。この調子でアカウントを大事に育てて、ゆくゆく仕事面でもプラスに働けば…と思ってます。

正直、個人情報の安全性はわからないので一概にはオススメできないけど、アカウントを取らなくても閲覧だけならできると思うので、興味ある方はちょっと覗いてみてください。少なくとも古の演劇オタクにとっては懐かしさを感じる場所だと思います!

 

…以上、小紅書1週間体験レポでした!