0901
仕事少し。帰宅後、K先輩から借りた「激突」を観る。
見事な煽り運転映画。さすがスピルバーグ、先取りっぷりがすごい。ワイドショーでぐだぐだやるより金ローで一発これ流す方が意味ありそうな気がする。
0902〜0913
仕事。今年のメイン案件に必死こいていた。準備段階から気づきや学びが多くて、かなり経験値を積めた気がする。長時間連勤だったので「凪のお暇」(高橋一生が最高)と「あなたの番です」(サイコパスって演技力あって初めて成立するんだな…としみじみ思った)をTVerでちまちま観ることが唯一の楽しみ。楽天スーパーセールで、グーダル、メディヒール、VT、バノバギを夜な夜な買い漁った。
心地いい疲労感、充実感のまま、若手社員たちとビアガーデンへ。どうでもいい情報をいくつか入手してしまった。新入社員が新婚ホヤホヤの男子にしなだれかかって絡んでいて、一波乱おきそうだった。
0914
体力が戻らないまま、S先輩と「ねこがかわいいだけ展」に行く。
前半は写真家さんごとの猫写真、中盤に猫の品種紹介、後半は一般の人達からの投稿写真。タイトルに偽りなしで、こんなにお金をかけず、薄い内容でも展示会って成立するんだ!と逆に勉強になるほど、ただ猫がかわいいだけだった。ちゅーるのいなばが協賛に入っていて、フォトスポットにでかいチュールがあった。ここにもチュール。
そしてこのフォトスポットは一体。
そのまま美容院へ。行く度に、美容師のお姉さんが病気や怪我に悩まされてたりストーカーにつきまとわれたりしていて、万全の状態で会ったことがないけど、大丈夫だろうか。あるいは全てお姉さんの妄想説というのも捨て切っていない。
実家に帰って、頼みまくっていたシートマスクを開封してニヤニヤ。ほぼパケ買いなので、眺めるだけで幸せになれる。
最近のスキンケアは、↓で割と肌が安定していて、土気色&頰の炎症は治らないけど、洗顔後のつっぱりは気にならなくなった!(インナードライ、トラブル多めの油性肌。)シートマスクは癒し的に週2程度で使っていく予定。
●朝
コスメデコルテ モイスチュアリポソーム
アクセーヌ モイストバランスローション
キールズ クリアリーホワイトブライトニングエッセンス
フリープラス モイストケアエマルジョン さっぱり
●夜
コスメデコルテ モイスチュアリポソーム
アクセーヌ モイストバランスローション
アクセーヌ モイストバランスジェル
エルツティン シルククリーム
0915
「ゲット・アウト」を観る。
めちゃくちゃ面白かった。ホラーというよりサイコスリラー。白人による黒人への"新たな"搾取を軸にしつつ、↓に語られている通り、あらゆる設定や小道具に人種差別のほのめかしが張り巡らされ、問題提起を巧みに物語に落とし込んでいる。
とにかくあまりにも綺麗にできていて、同じ製作陣の「アス」を観に行きたくなった。
続けて、「死霊館のシスター」。
こちらは完全なお化け屋敷映画で、ありとあらゆる事物が呪われまくり。修道院という設定は最高なんだけど、なんせ一目見ただけでも神聖さ0すぎて、はなから一歩も足を踏み入れたくないレベルなので、「死霊人形の誕生」の絶妙なシチュエーションを推したい。
0916
だんへ行った。
0917
いい記事を読んだ。
ダイアログインザダークを思い出す。
これは働きかけとしては逆で視覚障害者の方からの解説になるわけだけど、これも単純な教える/教えられる、見える/見えないの二項対立から脱して、コミュニケーションを通じて自分の感覚により自覚的になることを目指していて、「見えてるのに見えていない」につながるのではないかと。8月に行こうとして結局まだ行けてないのですが。。
0918
出がけに猫トイレに激突して転倒。まず猫トイレに激突の意味も分からなければ、そこからアクロバティックに翻って宙を舞った気がしていて、最終的に全く違う向きの膝と腰を強打しているのにも納得がいかない。30を超えるってこういうこと(どういうこと)なんですね。
仕事帰りに「アス」を観る。
これまためちゃくちゃ面白かった…。「ゲット・アウト」もこれもベースになっているのは、ボディスナッチャーとかドッペルゲンガーとかシンプルなモチーフ。でも、この普遍的な恐怖を現代人の潜在意識に紐づけてアップデート、隙のない肉付けで強烈な風刺映画に仕立てるセンス、半端なし。一度見て考えを巡らせ考察を読んだらもう一回見たくなってしまう。
ドッペルゲンガーを通じて、本物と偽物(実像と虚像)の交換可能性、そもそもどちらが「本物であるか」は権力によって決まることが描かれる。前々から気になっていた日本礼賛の風潮(この風潮、気味悪いと思ってる人はどれくらいいるんだろう)について触れられているこういう記事を読むと、今の日本は、もうすでに貧しいレッド側にいるのに鏡越しのアデレイドを自分自身と疑わず陶酔しきって、レッドとして反乱を起こすことすらしないのでは、と思う。ある意味、映画のストーリーを超えるディストピアかもしれない。
R15なのである程度グロ耐性が必要だけど(わたしもグロいのは苦手)、ホラーという理由だけで、見ず嫌いされるにはあまりにもったいない。「ゲットアウト」では冒頭曲からセンスに痺れたけど、今回はテーマ曲にやられた。とにかくあらゆるセンスの塊。
0919
A先輩よりUSJのチケットを譲ってもらい、S先輩と一緒に行ってきた。
0920
仕事。
0921
NBC制作、ルヴォ―演出「ジーザス・クライスト・スーパースター Live in Concert」 を観る。(実はJSC自体初めて)コンサート版だから余計なのか、ひたすら望みや欲望を託すもの、託されるものの交わらなさが際立った。ところで、2006年のこのバージョンはユダのSerkan KayaとジーザスのDrew Sarichがうますぎてドン引き。
「凪のお暇」最終回をTVerで。高橋一生と中村倫也の芝居力(ついでに歌唱力も)を見せつけられたドラマ。終盤は尻すぼみ気味だったけど、仕事や職場の人間関係、家族の呪いに雁字搦めになる息苦しさから、空気清浄機、リサイクルした壊れかけの扇風機の小道具を上手く使って「空気は読むもんじゃなく吸って吐くもの」だと教え、実践してくれる、いいドラマだった。実は裏表の凪と慎二、お互いの道を歩んでいたらいつか2人の人生がまた交差する日が来るのかな。
シェアライブラリーで借りた本を読む。ジーヴスと一緒に暮らしたい。
0922
ひょんなことで、「pov」を観る。
志田未来と川口春奈がただ可愛かった。モキュメンタリー形式で2人は本人役として出ている。
いだてんは「前畑がんばれ」。昨日のJCSを思い出させるような、託すもの、託されるものの話。無責任な大衆からの「がんばれ」を夢枕に立った両親の愛で包んで飲み込んで、無事優勝。でも、舞台はナチスによるベルリンオリンピック。まーちゃんがヒトラーに差し出した握手がいつのまにかナチス式敬礼に変わっている。おぞましいシーンを差し込みながら、2020への警鐘を鳴らすいい回だった。
0923
仕事。
0924
念願の「四谷怪談」へ。
0925
仕事。前から気になっていた鉄板で作る15秒オムライス。トロトロたまごに濃厚チーズソースで美味しかった!
0926〜0928
母と別府旅行へ。傍から見たらちっぽけな旅行なのかもしれない。けど、楽しかった。色んな条件やタイミングが重ならないと旅行って行けないわけで、貴重でかけがえない体験なんだな、と今更。「いつか」じゃなくて行きたい時、行ける時に行かなければ。旅行を積極的にしてこなかったこれまでを反省。
0929
新妻と「おっさんずラブ」へ。
公開から1ヶ月経ってるのに大きいシアターでほぼ満席だった。すごい。
ドタバタラブコメファンタジーを極めてて要素盛りだくさん、まさかの「キンピラ付いてますよ…?」まで飛び出して、2時間あっという間だった。新キャラも楽しい。今までただの変態としか認識してなかった沢村一樹を大画面で浴びるように見て、え、男前すぎでは…?と放心状態。「もう普通には戻れないです」(© 牧)これからは沢村一樹、ガン見する。一瞬、鋼太郎さんと木場さんが対峙するシーンがあって、どこぞの蜷川作品かと思いました。ドラマ第2期の詳細が出てから観たから、春田と牧がいたおっさんずラブの世界が静かに閉じていく「じゃあな…」が沁みた。深い愛情と互いの船出の祝福。はるたん、牧くん、ありがとう!部長も武川さんもマロもちずちゃんも蝶子さんもみんな好きや…。
0930
仕事。
というわけで、9月はとっても充実してた!(お金はなくなったが)