行きたいなーと思っていたタイミングで、A先輩よりご褒美としてUSJのチケットを譲ってもらった（ありがたい泣）というわけで、2年連続でホラー苦手なS先輩と一緒にハロウィン・ホラー・ナイトへ行ってきた。
お目当てはもちろんホテルアルバート。早々完売してしまってて焦ったけど、細かく戻りが出ていて、18日22時頃、翌日分を押さえられたので急遽会社を休んで行くことに。（仕事サボるにもほどがある）「ホテルアルバート2」ということで、昨年のホテルのオーナー アルバートとその養女キャサリン（ヴァンパイア）の設定は引き継がれ、アルバートの死後ホテルを購入したカトリーヌによる不老不死を望むパーティーに招かれた客という設定でアトラクションに参加。カトリーヌは不死身のキャサリンにあやかって催しを開いたわけですが、そこに、同じくアルバートに育てられたというクリスという新キャラが登場して、謎が謎を呼んでいく。
— たちばな (@daranomado) 2019年10月5日
1の時の話はこちら。
ネタバレNGとなっているので詳細は言えないけど、わたしは前回の説明台詞少なめ、思わせぶりで細切れな仕掛け多めの方が好きでした今回はパフォーマンスや映像がより重視されていて、センテンスが多かった。（去年はただホテルの部屋に入れただけで衝撃だったからハードルがかなり上がってますが）個人的には、どちらかというと言葉以外の部分、例えば「ジョーズ」で並んでいる時のアミティについての展示のような、ああいう部分が没入体験には必要だと思ってるので、そこが一切グレードアップしてないこと、あと去年に比べて部屋の中を確認する時間がほぼなく、いきなりパフォーマンスに突入してしまったのも残念だった。でも、ルームカードは去年より高級感があったし、マスカレードという設定で配られたレースのアイマスクは雰囲気あった。（しかしめちゃくちゃずり落ちてくるので間抜けな泥棒感がすごい）
肝心のストーリーは、さらに続編を作れる余地を残したラストだったけど、なんせ薄っぺらいので、これ以上掘る必要はないと思うな。
「BLOOD LEGEND」@シネマ4D がエリザベート・バートリをモチーフにしたアトラクションで、こういう根のある設定の方が膨らませやすく、面白そう。そう、「BLOOD LEGEND」めちゃくちゃ面白かった！ハンガリーの謎の洋館に迷い込んだ日本人旅行者の手持ちカメラ映像で、短編ホラー映画並みの作りこみ。臨場感もたっぷりだし、アイアンメイデンも出てきて、そうこれこれー！と興奮しましたが、隣のSさんは固まっていた。
他は、エリア51@バックドラフト も行った。アトラクション施設内で完結かと思いきや屋外+仮設施設のメイズになっててびっくり。序盤に、施設を脱出して宇宙人から逃げよう！と説明されてたのに、いつのまにか宇宙船に乗ってとりあえず手当たり次第にボタンを押しまくってUFOと戦うという壮大なシチュエーションになっていて、気持ちがついていかなかった。クルーのお姉さんたちがいちいち洋画吹き替え調の喋りでタメ口をきいてくるのが笑えた。
「貞子」@ターミネーター は何年か前に行った内容とほぼ変わりなかったと思う。ターミネーターのアトラクションに憑依する設定なので、綾小路麗華さまもご出演。内容的に凝ってるわけではないけど、憑依するっていうこと自体が素晴らしいから良い。
ストリートゾンビは例年よりゾンビ少なめ？エリアによって世界観の異なる凝った造形のゾンビたちで、時間になったら踊り出す。怖さよりも、パフォーマンス度重視。わたしは、エリア毎にクルーのワードローブっぽいものを着て、しれっと混じってただただ彷徨い歩いてる初期のゾンビが好きだった。年々グロくなり（人間を襲うとか食べるパフォーマンスがあって、あれは嫌悪感）、そこから更に転換していってるよう。いつもセーフティエリアだったセントラルパークが「呪われた薔薇園」になっていた。ここはストリートゾンビの綺麗版といった感じで、衣装がゴシック調で凝ってるし、むやみに脅かしたりしないので、ほぼフォトスポットと化している。アルバートの衣装、いくら暗め照明の中とは言えど酷いので、これくらい頑張ってほしいし、これくらいのゴージャスな世界観があればいいのに、と思う。
ハロウィン以外のアトラクションも結構回れた。中学生ぶり？のウォーターワールドが超スペクタクルでめちゃくちゃ楽しかった。前説のお兄さんたちは面白い上にアクションもできるし、悪役の吉田鋼太郎リスペクトみたいな人もちゃんと芝居ができながら、アクションもこなせるし、主役陣は水上スキーの操縦も。マルチスキルに感服！
気になっていたマレヴォも観れた！頭から水をぶっかけて登場する、水滴るラテン系男子たち、有無を言わさずカッコいい！フラメンコ、タンゴ、その他ワールドミュージック、POPSと目まぐるしく展開する音楽に合わせて、いろんな小道具を駆使して踊りまくる！
ちなみに、この日は思いの外空いていてアトラクションもフライングダイナソー以外は待ち時間60分以下、ごはんもストレスなく食べれるし、クルーの人達の雰囲気がますます良くて色々お話してくれたりして、本当最高だった。
ハリー・ポッターエリアも結構空いていた。杖持って魔法を使ってる人たち（ワンドマジックっていうらしい）が楽しそうで、うっかり杖買いそうに。
初めて見たワンドスタディも面白かったし、三本の箒で激マズかぼちゃジュースも飲んだ。今回、昼はスヌーピーエリアで食べて、夜はミニオンまんだったけど、やっぱりUSJに来たからには三本の箒はマストだなーと思った（アミティの雰囲気も好きだけど）。めっちゃ落ち着くんですよね…ジュースはまずいが。
あぁ…すでに来年のハロウィンが待ち遠しい。来年も行くぞー！！
