だらだらノマド。

趣味、日常をゆるゆる綴るライフログ。

主に泣いてます。 8/16~8/31よもやま。

エモい輪の中には入ってないけど、
外からねっとりと眺め、主に泣いていた2週間。
 
0816
じりじり陽に焼かれうんざりしながら「雨がやんだら」を読む。変わり身早く、日光最高!もっと灼いてくれ!となる。これとか「方舟」みたく、降り止まない雨で世界が終わる気がする。
 
0817
『わたしの星』を観る。心の底から観に行って良かった舞台。ひょっとしたら演劇観変わったかも。

kotobanomado.hatenablog.com

0818
『心と体と』を観る。
食肉加工場で働く、左手が不自由な中年男性とアスペルガー障害を抱えた女性との恋模様。現実世界ではコミュニケーション不全を起こしている2人が、実は全く同じ夢を見ていることがわかる。夢の中では、2人は二頭の鹿になって、雪積もる森の中、労り、寄り添いあう。屠殺が繰り返され血肉が飛び散る職場と真逆の雪世界の中、押しこめた感情が静かに漏れ出す。幻想的な交流を重ねるうち、現実世界の2人の関係性も少しずつ変わってくる。より血肉を伴った、生々しい交流へ。心と体とが伴うコミュニケーションの最高到達点は結局セックスなのか…(一夜を明かした後の朝食シーンのやり取りで若干救われた部分はあったが)というげんなり感で終わった。
 
0819
後輩のめちゃくちゃ怖い話を聞く。前から変わってるな…と思っていた子が、何をしでかすかわからず怖くて社外に出せないほどのヤバさらしい。が、一番怖いのは弊社の採用センスのなさ。
 
0820
20年前に弊社で作った営業用冊子を発掘。おじさん社員達の20歳若い自己紹介ページが笑えた。同じようなのを作って20年後に誰かに笑ってもらおうという小瓶海流しのような計画を立てる。
 
0821〜0823
ずっとバタバタしてたけど、何とか『わたしの星』2回目を会社帰りに見、花組も観る。

kotobanomado.hatenablog.com

『わたしの星』はハマりすぎてDVDも予約した。舞台のDVD買うとか、雪組のロミジュリぶりかも…。本当にいい舞台に巡り会えた。
 
0824
ロロを観に、三重へ。

kotobanomado.hatenablog.com

0825
「凪のお暇」「あなたの番です」「腐女子、うっかりゲイに告る」の残り、「ヘレディタリー」を観て、来月のプチ旅行の組み立てしたら、1日が終わった。恐怖ラインで繋がってるAさんに猛烈にオススメされた「ヘレディタリー」。

町山さんが家族映画としての面白さを解説してる通り、どこにでもある家族の「ヘレディタリー=遺伝的な、親譲りの、代々の」呪いを強烈なオカルトに結びつけた映画。それにしても怖い。え、怖すぎひん…?を連発しながら観てた。

eiga.com

ドールハウス作家のヒロインが、自分の経験した1シーンを(母親の死の間際だったり娘が亡くなった事故現場でさえ)ミニチュアサイズの小さな世界に再現するの、一見狂気でしかないけど、呪いを別世界に置換しようとしてるんですよね・・悲しい。
腐女子、うっかりゲイに告る」はずっと前に撮りためてたNHKドラマ。脚本がロロの三浦さんということもあって、今月になってちまちま観始めたら、まぁこれがヘビー。LGBTQの当事者でなくとも、異性と付き合う=セックスをするという世間一般的には当たり前の図式だったり、性的パートナーと生涯の伴侶(生活のパートナー)が同じ人でなければいけない、というのが、すんなり捉えられないわたしみたいなやつは、愛情と欲情の絡み合いとか、欲情のない愛情とか、愛情と欲情のちぐはぐな感じを見るにつけ泣いていた。安藤くんは自分が「普通」でないことを嘆いたけど、逆に異性愛者だって色んなバリエーションがあるはずなのに「普通」の型に当て込められて、窮屈なんじゃないかな。異性愛者とかLGBTQという切り分けよりも、再度ダムタイプ「S/N」の言葉を借りるなら、ひたすら「あなたとの愛を発明」したい。ただそれだけなのに、そうさせてくれない時がある。恥ずかしながらわたしはこの歳になっても、まだ「愛情」というものに疎くて未分化で頼りないけど、その感覚は大事な指針として持ってたいと思う。
 
0826
京都の糺の森でやってるチームラボのインスタレーションをS先輩と観に行く。
先週のわたしがばかやろうなせいで、立て込んでる時期に無理やり行く羽目になった。光る卵に映えを求めて無数の人たちが群がっては自撮りしている。途中から、卵と写る人達のポーズをいくつ見つけられるかが鑑賞のテーマになったけど、そんなに奇抜なポーズはなかった。求めてる妖しさや美しさや不思議もそこにはなくて、むしろ名も知れぬ狐面カップルの背中にあった。形ばかりの撮影。
卵の前に河原町にできたラデュレにも行った。こちらも店内○づくし。めっちゃ可愛かったけど、店員がおっさんだった。
 
0827
職場内でシェア図書館をスタート。各々好きなものを持ってきて自由に借りれるシステム。個人的にはめちゃくちゃ面白いと思っているが、私の面白いはたいてい周りとズレている。
来月のプチ旅行の予約が概ね完了。しばらくはこれを心の拠り所に生きていく。
 
0828
あさイチ」の #あちこちのすずさんを見る。兵隊さんとの手紙、犬の供出。メイクしながらずっと泣いていた。戦争は日常と切り分けられてなくて、日常のあらゆるレイヤーに巣食うもの。パーマであったり、文通だったり、少しでも巣食われないよう、小さな抗いの記憶、記録。
 
0829 0830
仕事
 
0831
地獄前最後のチャージ。
 
・・・次回は地獄後の天国編。