イサムノグチのモエレ沼公園の写真展×安藤忠雄の極狭住宅。イケフェスが不意に呟いた、興味×興味でしかないツイートを頼りに行ってきた。
この真ん中のブルーがかった一見何の変哲もなさそうな建物が、通称 日本橋の家(旧金森邸)と呼ばれる安藤建築。個人宅として建てられたものの、今はギャラリーとして使われている。
まずは1階で写真展を観る。
モエレ沼公園は遺跡や神殿のような荘厳さもありながら、雪が積もって、無機質で宇宙的な風景も。養老天命反転地的なヤバさを感じました。
1階はごく普通の小さなギャラリーだったのですが、2階に続く階段を見上げるとこう。この時点でちょっとワクワク。
極狭とわかっていたのに広角レンズを忘れたので全く伝わらないと思うんですが、2階部分は部屋が3つ隣接していて、奥に水回り(ここは今は倉庫的な場所で入れない)、真ん中に小部屋、そして道路側がこの吹き抜けエリア。
1階から上がってきた階段で3階に上がると不思議な空間につながる。これは3階からさらに階段を上がったところから撮ってますが、部屋は隣接しておらず、階段が互い違いに掛かっている。そして、そもそも屋外。
一応、ガラスの屋根が引き出せそうな気配はする。
ドアと同じテンションで並んでいる、転落死フラグしか立たない窓。
うっかり寝ぼけるとアウト。
吹き抜けエリアを上から見た図。
光と影がミステリアスに絡む。美しい。
住宅だった頃の写真もあったけど、なかなか想像つかないな…。
ガランとしていた方がしっくりくる感じ。
↓の写真は滅茶苦茶わかりやすい。1階部分はコンスタントにギャラリーとして使用されていて、運よくオーナーさん(金森さん)がいらっしゃれば、2~4階部分も見せていただけるっぽかった。行かれる方はぜひ広角レンズをお忘れなく!