だらだらノマド。

趣味、日常をゆるゆる綴るライフログ。

各国の『ノートルダムの鐘』動画紹介

Twitter@daranomado)の方でツリーにしていた各国版の『ノートルダムの鐘』の動画紹介を見返しやすいように記事化します!学生時代、『エリザベート』でも似たようなことやってたなーと懐かしく思いながら…。

劇団四季ノートルダムの鐘』(日本 2016年~)

言わずと知れた日本版。このロマンスグレーフロローがわたしが白目をむきながら観てた野中さんだよ!

The Hunchback of Notre dame(アメリカ 2014年~)

パーネル/シュワルツ版の本家。いまや演出家のMichael Ardenのカジモドも素晴らしいし、イケオジPatrick Pageのフロローが一見話が通じそうなのに、スイッチが入ると途端に”ヤバい白人男性"のおっかなさを見せてくるのが良い。

それにしてもこんな素晴らしい作品がなぜブロードウェイにいけなかったんだろうか…。

The Hunchback of Notre dame(アメリカ シアトル 2018年)

聴覚障害を持つJoshua Castilleのカジモドがお芝居と手話を、ガーゴイルの一人EJ Cardonaが歌を担うThe 5th Avenue Theatre版。パーネル/シュワルツ版でもカジモドと石像たちとのコミュニケーションに胸を打たれるのに、それがこんな形のパフォーマンスに昇華されるなんて…素晴らしいよね。

The Hunchback of Notre dame(アメリカ カリフォルニア 2016年)

Broadway Sacramento版。こちらも聴覚に障害を持つJohn McGintyが手話をまじえてカジモド役を演じ、ガーゴイルのJim Hoganが歌を担当。

Der Glöckner von Notre Dame(ドイツ 1999年~)ジェームズ・ラパイン版

ピーター・パーネル/スコット・シュワルツ版の前にドイツで製作された、ジェームズ・ラパイン脚本・演出版。

アニメ版に準拠してるため、フロローの描き方も今とは大きく異なる(これならここまでハマらなかっただろうな)し、ガーゴイルにいたってはもはやホラー。

正直かなり微妙なんだけど、裏を返せば、この挑戦があったからこそ現行版が存在するはずなので感謝しかない。カジモドはドイツ語圏ミュージカルファンにはおなじみのDrew Sarich!

Der Glöckner von Notre Dame(ドイツ 2017年~)

ラパイン版の後、ドイツ三都市でパーネル/シュワルツ版も上演。フロローはこちらもドイツ語圏ミュージカルファンにはおなじみのFelix Martin。

Der Glöckner von Notre Dame(オーストリア 2022年~)

どうやらドイツ語圏に好かれる作品のようでウィーンにも上陸。今はライムントで『レベッカ』、ローナッハーで『ノートルダムの鐘』らしい…天国かな…。カジモドはドイツ版と同じくDavid Jakobs。

A Notre Dame-i toronyőr(ハンガリー 2017年) 

ドイツ語圏、日本がレプリカ版を上演する一方、ハンガリーはお得意の独自演出。KEROのカオス演出は健在(『エリザベート』や『モーツァルト!』の動画も転がってるので元気のない時に是非観てほしい)で、何を間違えたらこうなるんだ…と頭を抱えてしまう。Tシャツフロローはハンガリーミュージカル界の帝王、Szabó P. Szilveszter。

Klokkeren fra Notre Dame(デンマーク 2016年~)

デンマークも独自演出。スコット・シュワルツ版とは打って変わった没入感たっぷりの大スペクタクル…!これは気になる。

Ringaren i Notre Dame(スウェーデン 2018年~)

セットや衣裳から見るに、デンマーク版がスウェーデンにも進出してるみたい。

The Hunchback of Notre dame(アメリカ アイヴィンズ 2016年)

Tuacahn Amphitheatre版。まだ全部観れていないけど、野外劇場ならではのダイナミックなセット!

 

ざっと探して今のところはこんな感じ。また何か見つけたら追記します。

ちなみに、動画の上に書いてる各国のタイトル名をyoutubeで検索すると他にも色んな映像が出てくるので興味ある方は是非!!