だらだらノマド。

趣味、日常をゆるゆる綴るライフログ。

上海旅行その3 漆黒のタワー編

上海旅行その3!3~4日目です。

●その1はこちらkotobanomado.hatenablog.com

●その2はこちら

kotobanomado.hatenablog.com

 

<3日目>
●田子坊へ

古い建物をリノベーションして、お土産・雑貨・食べ歩き屋さんが連なっているエリア。こじゃれた店から老舗まで色々あって見てるだけで楽しい。かなり賑わってた。

f:id:kotobanomado:20200112193817j:plain

f:id:kotobanomado:20200112193856j:plain

猫。

f:id:kotobanomado:20200112194011j:plain

f:id:kotobanomado:20200112194239j:plainf:id:kotobanomado:20200112194401j:plain

f:id:kotobanomado:20200112194820j:plain
f:id:kotobanomado:20200112194656j:plain

めちゃくちゃ可愛い紅茶屋さんが2つあった。

しゅっとしたうさぎの店と…

f:id:kotobanomado:20200112194531j:plain

f:id:kotobanomado:20200112194558j:plain

ゆるいうさぎの店。

f:id:kotobanomado:20200112195309j:plain

f:id:kotobanomado:20200112195517j:plain

f:id:kotobanomado:20200112195405j:plain

こうやってうさぎを並べてみるとゆるいうさぎのパチモン臭がすごいのですが、ゆるいうさぎの方で、ティーバッグのセットと蓋つきマグカップを買いました。マグカップは↑にも写ってるようなアジアっぽい水色で一目ぼれ…可愛い…。

最寄りの打浦橋駅には、大型のフードコート、ショッピングモールが。

f:id:kotobanomado:20200112201555j:plain

f:id:kotobanomado:20200112201132j:plain

ホテル周辺はマクドやケンタッキーみたいなファストフードこそあっても中華以外のレストランは見かけなかったのですが、ここは日本っぽいスイーツとかお寿司も売ってた。

f:id:kotobanomado:20200112201947j:plain

f:id:kotobanomado:20200112201238j:plain

擬音語のチョイスが最高のすし屋。

f:id:kotobanomado:20200112201801j:plain

 

●世界最大のスタバへ

南京西路にある世界最大のスタバへ。

f:id:kotobanomado:20200112202444j:plain

吹き抜け2階建てのあらゆるところにイートインコーナーがあって、えらい騒ぎ。コーヒー関係から雑貨までグッズも豊富で、いちいち可愛い。

f:id:kotobanomado:20200112202547j:plain

f:id:kotobanomado:20200112202519j:plain

f:id:kotobanomado:20200112202625j:plain

2階にはバーも。

f:id:kotobanomado:20200112202711j:plain

 

アフタヌーンティーへ行くはずだった

「リッツカールトンの高層階アフタヌーンティーに行きたい!」というS先輩のリクエストでいざホテルへ。行ってみると、浦東のリッツカールトンの間違いだったことが発覚。呆然とするも、せっかく来たので1階のスイーツブッフェへ。始めこそみんな夢中でケーキを取ってたが、15分もしたら虚無に。遠い目をしたまま1時間過ごす。

f:id:kotobanomado:20200112204135j:plain

 

伊勢丹のフードコートへ

何でもいいから、しょっぱいもんくれ!という気持ちになり、「スリープノーモア」へ向かいがてら伊勢丹のフードコートへ。焼小籠包を食べる。くくるとかもあった。

f:id:kotobanomado:20200112204653j:plain

 

●スリープノーモアへ

f:id:kotobanomado:20200112204930j:plain

こちらに書いた通り、最高の体験でした。

kotobanomado.hatenablog.com

 

●夜景を見るはずだった

上海最後の夜だから外灘の夜景を楽しまなければ!と「スリープノーモア」終わりで(23時)来たら、これ。漆黒の闇。
f:id:kotobanomado:20200112205408j:plain

どうやらライトアップは22時までだったらしい。そこから、上海蟹も食べないと!と夜中までやってるはずの上海蟹屋に行ったら、これ。

f:id:kotobanomado:20200112205503j:plain

立ち入ったら生きて帰れなさそうなビジュアルの店だったので、むしろ閉まっててくれてよかった。近くの、少し胡散臭いおじさんのお店に入った。

f:id:kotobanomado:20200112205809j:plain

f:id:kotobanomado:20200112205839j:plain

優しい味わいで美味しい…!(疲れ果てすぎていて肝心の蟹が写っていない)思いのほかあたりの店だったー!

f:id:kotobanomado:20200112210131j:plain

以上、3日目終了! 

 

<4日目>

●衡山路へ

旧フランス租界時代の建物が残るエリアへ。オシャレカフェ、レストラン、雑貨屋がありました。4日目にして初めてフレンチとかイタリアン見たかも。そこまでまとまって古い建物が残ってるわけではなかったので、イマイチ見所が分からないままブラブラしていた。時間が余ったら、な感じで良い気がした。

f:id:kotobanomado:20200112210434j:plain

f:id:kotobanomado:20200112210559j:plain

f:id:kotobanomado:20200112210635j:plain

 

上海姥姥

最後のランチは豚の角煮が有名な上海姥姥へ。茶色のオンパレード。地元のOLさんがすごい量を注文しまくってた。美味しかった!

f:id:kotobanomado:20200112211211j:plain

f:id:kotobanomado:20200112211244j:plain

f:id:kotobanomado:20200112211658j:plain

 

●さようなら上海、浦東空港

4日間、あっという間だった。新旧が混じり合う不思議な街でした。f:id:kotobanomado:20200112212637j:plain

f:id:kotobanomado:20200112212434j:plain

ホテルから予約してもらったタクシーで浦東空港へ。これ、映像です…美しい。

f:id:kotobanomado:20200112212732j:plain

飛行機の待ち時間は「スリープノーモア」考察会。謎が謎を呼ぶ…。

f:id:kotobanomado:20200112212706j:plain

マジックアワー。優雅なように見えますが、最終搭乗をコールされています(またSさんが消えた)

f:id:kotobanomado:20200112212755j:plain

無事Sさんが見つかり搭乗。往路より攻めた機内食で、パン(サンドイッチ)andパン(アンパン)だった。

f:id:kotobanomado:20200119180642j:plain

フレッシュベジタブルと言われていたのはザーサイ。配られて10分で回収しにくるので、笑ってる暇なんてなくて貪り食った。そうこうして関空到着!

旅行記は以上ですが、ついでに今回の旅行で気づいたことまとめ。

<上海での気づき>
・トイレは和式率が高い。場所によっては和式オンリーの場合も。洋式の場合も、入ったら便座が上がってる場合が多くて、和式っぽく使ってるのかも。トイレットペーパーがないところも多かったので、ポケットティッシュ必需!

・みんな無表情。ディズニーランドも例外ではない。でも、日本人に向けてだけ、というわけでもなく、別に怒っているわけでもなさそうなので気にしない。(路上で激しく怒ってる風に電話してた人が実は笑ってたというのもあった)むしろ人種によって態度変える方がタチ悪いと思うので。たまに優しい人がいると涙が出そうになる。田子坊の営業トークさえ優しさに見えてくる。

歩きタバコは大阪程度。割と吸ってる。

・アリペイは必須。詳しくは準備編に書いてます。

kotobanomado.hatenablog.com

・現金のみしか使えない場所もいくつか。ただしお釣りの用意がないと言われることがあったので、早めに崩しておいたほうがいい。

・観光地以外は英語はあまり通じなさそうだった(といってもこっちサイドも超片言)中国人でないと分かっても、かまわず中国語で喋りかけられるので、遠い目をする。日本語の表記はほぼ見かけなかった。

・治安は良いと思う。

・ファストフードを除いて、中華料理以外あまり存在しない。

・大きい駅にはコンビニがある。人民広場駅にはファミリーマート(全家)があって、朝ごはんとか飲み物を調達できた。(もちろんアリペイ使用可)ヨーグルト系の品揃えがやたら充実してる。

・レジ袋削減が進んでいる。コンビニやディズニーでは有料(1元だったと思う)。エコバッグを常備した方がいい。

以上!

帰国してからまだ1ヶ月ちょっとしか経ってないのが信じられない…帰国直後は「スリープノーモア」のリピートをしにまた上海へ行きたい!という気持ちが強かったけど、NHKストレンジャー」を観て、オールド上海欲が俄然高まっています…(単純)(今年中に再訪する気満々でいる)。言葉の問題的には台湾とかよりは多少ハードル高いらしいですが、さっくりとお安く行けるし、わたしのような海外初心者でも楽しめました!楽しかった!

上海旅行その2 横揺れミッキーと謎の飲み物編

上海旅行2日目の話。1日目はこちら。

kotobanomado.hatenablog.com

 

<2日目>

●デイズニーランドへ!

人民広場駅から最寄りの迪士尼站駅までは40分くらいかかったと思う。地下鉄に乗っているとグッズ売り(もちろん非公式)からやたら声をかけられるので断る。あと、結局理由がわからなかったけど、スマホQRコードを差し出してくる女子がいて、みんな断ってた。生憎の空模様もあいまって、ディズニー感0の駅。

f:id:kotobanomado:20200112144257j:plain

激しく手荷物チェックをされた後、入場。チケットはKさんがネットで事前予約してくれてたので、ほぼ並ばずに入場。ただし、パスポートの確認がいった。

f:id:kotobanomado:20200112144634j:plain

 

●キャラクターグリーティング

まずはKさんが大好きなステラ・ルーのグリーティングへ。上海ではダッフィーよりもシェリーメイの方が人気があるらしく、小1時間くらい並んだ。遂に順番が回ってきてキャストのお姉さんに3+2S撮影を頼んだら、シェリーメイもステラ・ルーも両方見切れていた…。というか、肝心のステラ・ルーに至ってはほぼ背後霊レベルでKさんが半泣きだった。そんなことある…?いろんなところで色んなキャラクターがグリーティングしてたけど、結局はみんな背後霊になる運命だと思う。

f:id:kotobanomado:20200112144739j:plain

 

●ソアリン

カリブの海賊」がメンテナンス期間中のため一番人気だったのがソアリン。ワッフル食べつつ、混まないうちに並びに行く。

f:id:kotobanomado:20200112145434j:plain

f:id:kotobanomado:20200112145509j:plain

60分待ち。Qラインエリアの天井部分に、「旅行するならどこ?」的な、スマホと連動したアンケート結果が投影されてた。

f:id:kotobanomado:20200112150048j:plain

アトラクション自体は、映像綺麗だなーくらいだった。東京バージョンはバックグラウンドを加えてて面白そう。

dtimes.jp

 

●ワンス・アポン・ア・タイム・アドベンチャー

サーモンピンクのお城、可愛い!(写真からはどんより感しか伝わってこないが)氷の彫刻風のオブジェがパーク内にいくつもあった。これは回るアナ雪。

f:id:kotobanomado:20200112151102j:plain

これは…誰?

f:id:kotobanomado:20200112151149j:plain

可愛い。

f:id:kotobanomado:20200112175206j:plain

お城内の吹き抜け。

f:id:kotobanomado:20200112151224j:plain

装飾とか色味がアジアっぽくって素敵。

f:id:kotobanomado:20200112151259j:plain

ジオラマと映像を組み合わせて白雪姫の物語を辿る、ウォークスルーアトラクション。映像技術が新しくて見ごたえあった。

f:id:kotobanomado:20200112151330j:plain

 

●ランチ&お昼のショー

レミーのパティスリーでランチ。建物は大きいのに中で食べれるところが意外と少ない。ここもテラス席しかなかった。f:id:kotobanomado:20200112152927j:plain

自分が食べたガレットは撮り忘れたので代わりにKさんのガレット。北京ダック的な感じだったと思う。

f:id:kotobanomado:20200112152857j:plain

お昼のパレード、中止のアナウンスが何回か掛かってた気がしたんだけど、縮小版らしきものが始まった。(英語聞き取れなさすぎ)座っていた席からもかすかに見えた!人権問題が頭をかすめる程、キャラクターが列車に詰め込まれていて、笑った。

f:id:kotobanomado:20200112152703j:plain

 

七人のこびとのマイントレイン&ピーターパン空の旅

マイントレインはアプリでファストパスを取った。ビッグサンダーマウンテンの途中で小人たちがハイホー!してるアトラクション。緩急が付くので、絶叫系苦手な人でもいけそう。怖くない程度に横にもぐらぐら揺れる。ピーターパンは日本のものとほぼ同じだったと思う。

 

アリス・イン・ワンダーランドの迷路

迷路というよりはミニ迷路付きのフォトスポット。アリスのイマーシブシアターにどっぷり浸かったばかりだったので、テンション上がった。ランタンがエキゾチック。ここ以外もパーク全体的にアジアっぽい照明で綺麗だった。

f:id:kotobanomado:20200112154722j:plain

f:id:kotobanomado:20200112154751j:plain

f:id:kotobanomado:20200112154902j:plain

f:id:kotobanomado:20200112154956j:plain

f:id:kotobanomado:20200112155028j:plain

 

●トロン・ライトサイクル・パワー・ラン

東京のトゥモローランドはちょっと懐かしいSFの世界ですが(それはそれで好き)上海のトゥモロー感、半端ない!近未来に迷い込んだようで感動…(泣)夜来てよかった…トゥモロー感を最大限に楽しめた。前傾姿勢で乗り込むけど、加速と減速を繰り返すので絶叫系苦手な人でも大丈夫だと思う。(ジェットコースターが苦手なS先輩は止まった後も前傾姿勢のまましばらく起き上がってこなかったけど)

f:id:kotobanomado:20200112155719j:plain

f:id:kotobanomado:20200112155732j:plainf:id:kotobanomado:20200112155815j:plain

 

●ミートミッキー

モニターが凝っていて、待ち時間もわくわくできる。常に横揺れでステップ刻んでるナンパ慣れしてそうなチャラめのミッキーとミートしました。

f:id:kotobanomado:20200112161153j:plain

f:id:kotobanomado:20200112161232j:plain

 

 ●晩ごはん

ピノキオ・ヴィレッジ・キッチンで晩ごはん。楽しげな絵に見えて、ピノキオが騙されてやってくるプレジャーアイランドでは…マッドネス。
f:id:kotobanomado:20200112161639j:plain

豚骨ラーメンを食べようとしたらドリンク付だと言われて、とりあえず指差して注文したやつがとんでもない飲み物だった。甘いコーンスープで、もうこの時点で豚骨にコーンというヤバさはあるのですが、底の方に何かたまってた…なんだこれは。

f:id:kotobanomado:20200112162144j:plain

ディズニーですらキャストがみんな無表情で挫けそうになるけど、ここのお店は「どうした!?」と洋画吹き替え調の日本語で喋りかけてくれる気のいいお兄さんがいて、これがハトムギだと教えてくれた。

 

シュプレック・ショア&サイレンズ・リベンジ

大好きなTDSのフォートレスエクスプロレーション的なイマーシブエリア。海賊船を自由に探索できて楽しかった。しかし、パークがとにかくだだっ広いですね。辿り着くのに時間がかかる。道も横幅が広いし、さすが空間の使い方が贅沢。日本の詰め込んだ感に慣れてるので少し間延びして感じてしまう程。

f:id:kotobanomado:20200112163729j:plain

f:id:kotobanomado:20200112164256j:plain

f:id:kotobanomado:20200112163812j:plain

f:id:kotobanomado:20200112163913j:plain

船の近くに素敵な劇場があって、fandangoってあったから、フラメンコのショーやってたんやー!見逃したー!と悔しがったけど、今検索したら思てたんと違った。

f:id:kotobanomado:20200112164529j:plain

 

●イグナイト・ザ・ドリーム、お土産を買う

20時閉園なのに20時からショーが始まる不思議。 スターウォーズまであった!ショー終了後、S先輩が忽然と消えて名前を叫びまくる珍事発生。(5分後、捕獲)

f:id:kotobanomado:20200112170404j:plain

f:id:kotobanomado:20200112170126j:plain

f:id:kotobanomado:20200112170045j:plain

ショー後も普通にお土産屋さんが開いていたので一通り回って、さらにパーク外の超巨大なディズニーストアへ。上海限定の漢字入りのグッズが可愛すぎて色々買ってしまった。シャボン玉が死ぬほど出てくるステッキも欲しかったけど、いつ使うんや…と自問自答して泣く泣く諦めた。

f:id:kotobanomado:20200112171321j:plain

 パーク前のディズニータウンで「美女と野獣」をやっているようで(ダイジェスト版ではなくミュージカル本編)店内でPVが流れてて、良さそうな感じだった。今回かなり回れて満足だけど、次は「美女と野獣」と「カリブの海賊」に行きたい。

夜はトロンっぽくなる駅。

f:id:kotobanomado:20200112172926j:plain

KさんとS先輩は足裏マッサージに出かけて行った。私はもうヘロヘロだったのでそのままホテルへ。Tverで「おっさんずラブ」観れるのではとふと思い立ってしまったせいで、結局、睡眠不足…(CMで固まりがちだったけどちゃんと見れた)

以上、2日目でした!

上海旅行その1 謎の施設のアリス編。

イマーシブ仲間のS先輩から「上海のスリープノーモアに行こう…!」と誘われたのが、10月?それから、S先輩と元同僚のKさんによって、あれよあれよという間に計画が進み、私自身は何の知識もないまま「スリープノーモアに行ける!」の一心で、ふたりに付き従って上海に行ってきました!以下、海外初心者による忘備録。SNS強者っぽいふたりに見つかりませんように…!手配事はお二人にお任せしっぱなしだったので大事なところが抜けてますが、旅行準備編はこちら。

kotobanomado.hatenablog.com

 

<1日目>

●空港へ
新阪急ホテルから関空へはリムジンバスで。予約できず、先着順。(交通系ICカードが使えるのでただ並ぶだけでOK)

www.okkbus.co.jp

今回は海外旅行保険に入らず楽天カードの付帯で済ませたかったので、新阪急までのタクシー代を楽天カードで支払いました。

www.rakuten-card.co.jp

関空着。S先輩が予約してくれたwifiを受け取る。中国VPNもオプションで付けたので、TwitterやLINEなども使えて快適だった。ただし、VPNSNSを立ち上げるごとに入れ直さないといけないので同行者同士のやり取り用にはwe chatアプリ(中国版LINE)を入れた方がいい。

www.wi-ho.net

飛行機は、チャイナエアライン。人生初の機内食でテンション上がったが、かなり独特!なんやこれ!

f:id:kotobanomado:20200112102728j:plain

浦東空港着。いきなり全指の指紋を取られて、何かやらかすとえらい目に合いそうな空気感が漂う。

 

リニアモーターカーと地下鉄

空港から龍陽路駅までリニアモーターカーで移動。(10分弱)航空券があれば片道50→40元に割引。車内は自由席でめちゃくちゃカジュアル。人はまばらだった。早いような気がする!揺れが少ない気がする!(しかし確信はない)と盛り上がった。

f:id:kotobanomado:20200112102951j:plain

f:id:kotobanomado:20200112103108j:plain

f:id:kotobanomado:20200112103136j:plain

f:id:kotobanomado:20200112103041j:plain

f:id:kotobanomado:20200112103016j:plain

龍陽路から地下鉄に乗り換え。街中は主に地下鉄での移動になるので、45元の3日票(ICカード)を買った。

f:id:kotobanomado:20200112104941j:plain

3日と言いつつ日数ではく時間計算で、最初の乗車から72時間有効。3泊4日だとうまくいけば最終日まで使える。ただし、リミット時間がカードにも改札にも表示されないので自分で覚えておく必要が。案の定、我々は誰もリミット時間を覚えてなくて、最終日、改札で止められました…。あと、乗車時、持ち物は全てベルトコンベヤーに載せて手荷物チェックされます。(担当者がどう見てもよそ見をしてる気がするが…)タクシーも初乗り運賃が安いので(16元くらい)日本よりもずっと手軽に使える反面、近いと乗車拒否に遭うというデメリットもありました。バスは乗り方がイマイチ分からず、結局一度も乗ってない。

urtrip.jp

 

●ジンジャンパシフィックホテル(金門大酒店)

S先輩が手配してくれた宿は人民広場駅すぐ、1926年建築のクラシックホテル。オールド上海をお手軽に満喫出来て最高だった。後から考えると、フロントに1930年代の写真が飾ってあったりして「スリープノーモア」の世界観とも合致する…。

www.shanghainavi.com

f:id:kotobanomado:20200112112549j:plainf:id:kotobanomado:20200112112618j:plain

みんな一人の時間が欲しいタイプなのでシングル×3。気兼ねなく広々。連日フル活動だったので、お風呂の問題とかを考えると、大正解だった。

f:id:kotobanomado:20200112112723j:plain

ドライヤーとかソープ類はあったけど、歯ブラシセットとかブラシはなし。水回りは結構古さを感じた。コンセントの形は日本と同じもの。洗面台のところに110v用のコンセントがあったので、最悪、220vに対応してないものでもそのまま充電できそうでした。

 

●豫園
上海を代表する観光地らしく、めちゃくちゃ賑わってた。庭園の有料部分には入ってない。

f:id:kotobanomado:20200112105619j:plain

南翔饅頭店でぷるぷるの蟹スープ小籠包を食べる。中身はほぼスープで、食べるというか、ここにストローを突き刺して吸う。かなりの吸引力を求められ、窒息しかけた。

f:id:kotobanomado:20200112110147j:plain

f:id:kotobanomado:20200112110127j:plain

目を惹く茶館、湖心亭。

f:id:kotobanomado:20200112105643j:plain

中も雰囲気あって素敵でした…。茶花を頼んだらお茶うけがいくつかついてきて、うずらの煮卵みたいなのが特に美味しかった。お隣のセレブ駐在妻の話に耳を傾ける。

f:id:kotobanomado:20200112105750j:plain

f:id:kotobanomado:20200112105815j:plain

 

●南京西路~南京東路

大通りをぶらぶら。新旧ビルが立ち並んでいて壮観。南京東路は歩行者天国になっていて、路面電車的な乗り物が行き来している。

f:id:kotobanomado:20200112121839j:plain

f:id:kotobanomado:20200112121908j:plain

中国でも韓国コスメが流行ってるようで広告もいくつか見かけたし、エチュードハウスがあった。可愛い…。

f:id:kotobanomado:20200112122323j:plain

SNSで見かけたイマ―シブシアターShanghai Dungeonが大通りに沿いにあった。

f:id:kotobanomado:20200112121952j:plain

www.theshanghaidungeon.cn

 

●イマ―シブシアター「愛丽丝冒险奇遇记(Alice'sAdventures Underground)

このツイートで知ったもの。

「これ面白そうじゃないですか!?」と軽いノリで振ったら、KさんとSさんが思いのほかのってくれ行くことに。が、たどり着くまでが大変だった…。まず事前に上手くチケットが買えず、日常会話レベルで中国語ができるKさんがウェイボーで問い合わせてくれたところ、当日券もあるから大丈夫!と言われて一安心したものの、謎の施設で上演されていて…。最寄りの上海馬戯城駅からめっちゃ遠い。大通りをまっすぐなので絶対迷子にはならないけど、寒空の下30分歩いた。駅前にタクシーはいなかったと思うし、歩道横がバイク・自転車用の道路になってて途中から流しのタクシーを捕まえにくく、私たちは何とか1台捕まえられたけど、近かったから乗車拒否されました…。なので、いっそ街中からタクシーで行き来したほうが良かったかも。劇場でもないし何なんだこの施設は…。

f:id:kotobanomado:20200112131553j:plain

開演1時間前について、当日券購入(398元)。パスポートの確認があったような。外国人客に慣れてないようで結構手間取りました。カードは使えず現金精算だったけど、お釣りはないと言われ、みんなでお金をかき集めた。英語もほぼ通じず、中国語を喋れる人がいてもヒヤヒヤものだったので、行こうと思ってる方はご注意を!スマホ以外の手荷物はこのカウンターで預ける。ただ、途中、明らかに寒すぎるエリアがあったので(夏なら暑くなる?)羽織は持って行った方が良い。あと、「赤と黒」というドレスコードがあるらしく、地味な我々は赤の服がなくて黒づくめで行ったけど、ドレスコード守ってない人は途中で軽くいじられるくらいだったので、そんな厳密じゃない。そこまで歩かないけど、地べたに座ったりもするのでパンツ推奨。

f:id:kotobanomado:20200112131750j:plain

いざ中へ!

f:id:kotobanomado:20200112131737j:plain

めっちゃ中国語喋るやん…。(当たり前)記憶を失ったアリスの足跡を辿るお話(だと思う)。20個くらいある部屋を次々に巡って、芋虫やチャシャネコなどのお馴染みのキャラクターに出会う。キャラクターたちにめっちゃ喋りかけられるので、中国語がわからないとかなりきつい。今回はKさんが中国語ができて、「この子たち中国語できません!」と途中でこっそり言ってくれた+S先輩とわたしは明らかに理解を放棄した遠い目をし続けたので、役者も途中からまったく絡んでこなくなって何とかなったけど、軽いノリで行くもんじゃないですね…。(反省)とはいえ、ちょっとダークなアリスの世界観だったり、サーカス・マジック・お芝居・歌・ダンスが組み合わさったバラエティに富んだ構成だったり、何よりパフォーマーがみんな達者だったので、言葉が分からなくても十分楽しめた。途中、drink meの小瓶を飲み干したり、本物のケーキを盗み食いしてみたり、マッドハッターのお茶会に参加したり、トランプの柄によってチーム分けされてそれぞれに任務が与えられたりして、物語への参加を促す仕掛けがたくさんあったのもわくわくした。チームごとに何度も練習させられたポーズがあって、最後に4チーム共がそのポーズをしあうことで物語が完結するのですが、まさかの違うチームのところに座ってしまって結局披露できず。キンザザの「くー!」と同じく街中で突然振られても、とっさに返せるくらい練習したのにー!悔しー!
出口にはギフトショップとフォトスポットが充実。若い子がいっぱい来てた。

f:id:kotobanomado:20200112134848j:plain

f:id:kotobanomado:20200112134901j:plain

f:id:kotobanomado:20200112134937j:plain

f:id:kotobanomado:20200112134926j:plain

f:id:kotobanomado:20200112134915j:plain

帰りは運よくタクシーが捕まり、そのままホテル周辺へ。カラフルなネオンに彩られて雰囲気がガラリと変わっていた。中国感!疲れすぎていてもはや写真も撮ってないのですが、晩御飯はこの近辺のカジュアルなお店にふらっと入って肉肉しい麺を食べた気がしますね…(意識朦朧)
f:id:kotobanomado:20200112135604j:plain

f:id:kotobanomado:20200112135706j:plain

以上、1日目、終了!

退屈している暇などない/11月よもやま。

1101
ゆるゆると仕事。最近めっちゃ暇すぎて時間を持て余している。先輩と小洒落たカレー屋に行った。

やっぱり会社の愚痴しか話さなかったけど、いつも仕事中に寝ているおじさん社員に、決まった時間に愛人から電話がかかってくる話には爆笑した。

1102
休み。またエクストリームごろごろ。駅前に一瞬買い物したついでに家まで30分かけて歩いて帰ってみた。気持ちが良かった。地面を踏み締めること、アップダウンの繰り返しで息が上がること、汗をかくこと、ただそれだけで。簡単にできることなのに試していないことってたくさんあって、それをせずして暇とか退屈とか言うもんじゃないなと思った。マックスパパの言う通り「人生は短すぎて、退屈している暇などない。」

1103
なぜか連休の真ん中に打ち合わせを入れられた。気づけば、宝塚ホテルも仕上がってきていて、ロッテリアとほぼ一体化していた。もう今年もあと2ヶ月か…早くない?電車で、宿題の「楽屋」をようやく読む。良い戯曲だとは思ったし、ちゃんと生で観てみたいとも思ったけど、残念ながら、仕事に結びつくイメージはわかなかった。「ぼくらは生れ変わった木の葉のように」も実際に舞台を観てみたい。

林檎も桔平も好きで椎名姓には絶大な信頼を置いているのに、誠、合わない。短編集がだんだんと苦痛になってここ2か月ほど本自体から遠ざかってしまった…。そのくせ、また古本をポチった。今度こそちゃんと読みます。

1104
おやすみ。久々に料理と言える物を作るため、買い出しがてらまた30分くらい歩いた。
・ピーマンと豚肉の黒酢いため
・竹輪の磯辺揚げ
・白菜とサバ缶の煮物
・ネギと豆腐のスープ

1105
春ぶりにパソコンを忘れて出社。それでも見過ごしてくれる部署なので、何にもないデスクでじっと前を見据えていた。というか、某イマーシブシアター関係者とS先輩とで、「某ホテル2」の反省会(長々ランチ)に出てほぼ会社にいなかった。以下、話したこと。

・説明台詞が多い。芝居を見せられているという感覚が強く、没入感が弱い。去年からの続きものなので仕方ないと言えば仕方ないけど。移動中もパフォーマーが常に喋っている。それが、今自分たちがいる空間や何のためにどこへ向かっているかっていう世界への誘導じゃなくて、ひたすらストーリーで面白くない。
・空間に没入させる演出が不十分。去年はホテルの部屋に振り分ける時も思わせぶりだったり、広いエリアでも全体が見通せないよう照明・スモークで工夫していたり、ミステリアス度が高かった。部屋に入ってから、お客さんが想像を膨らませる時間的余白も少ない。
・キャラクターが多すぎる。しかも演技力が高くないので、キャラ立ちが不十分なまま。などなど。

やはり1の方がイマーシブシアターとして良くできていたという結論に至った。それと、2.5次元文化領域との親和性は高いけど、演劇好きにはあまり広まっていないので、演劇をよく見る人たちへの訴求の仕方と演劇畑の意見ももっと聞いてみたいなー、という話もした。

1106
眠くて寒くて起きられない。「夢中さ、きみに」を読む。ネットでも読んでいたおいもさん兄弟さんが一番好き、というかおいも三兄弟さんになりたい。

1107
ハリー・ポッターに出てきそうなロンドンのチョコレート屋さんでチョコを買ったら、それはプレゼント用には形が悪いので、新しいものと交換させてください、と、グランメゾン東京風の格好をした大貫さんが出てきた。自分史上最高に親切な夢。

1108
おっさんずラブ」がはじまってることを今更知ってTVerで観る。供給側の期待を遥かに超えたオタクコンテンツとして育ってしまって、SNSでは2の設定やキャスティングを許容できない人たちの憎悪が渦巻いている。とんでもない熱量で自分のお気持ちや解釈を作り手に押し付けられる自信と行動力には大いに尊敬せざるをえない(皮肉の塊)が、一方で、今回の設定が、天空不動産編で春田と結ばれなかったムサシの並行世界と言っている人がいて、正しいオタク力を見た気がした。結ばれなければ、何度でも生まれ変わればいい。それでこそヒロイン部長です。わたしは軽率な人間なので、1とはまた違った感覚で、すっかりハマりました。ケイタナカの人たらし力、千葉くんのほお袋、戸次さんの実直さ、こうたろうさんの熱苦しいモノローグ、MEGUMIの歯切れいいツッコミ。

1109
岡山芸術交流&聴象発景へ。

kotobanomado.hatenablog.com

ヘロヘロのねむねむで帰宅して、おっさんずラブをリアタイ。予告で、びゃー!(思考回路はショート寸前)となり、興奮で寝れず。

1110
眠い。
1111
急遽、海外へ行くことになり、慌ててパスポートを申請する。自動証明写真が自分から丸の中に顔を合わせに行くんじゃなくて、撮った後で規格に合わせてトリミングできるようになってて、文明を感じた。久々に自分の顔をしげしげと眺めた。丸かった。
部分的にしか読んでなかった、悲劇喜劇を読み終える。

1112
東京へ。新幹線でからあげ弁当を食べていたら、手が滑って唯一の副菜 紅生姜が丸ごと宙に舞った。今日のお供は「82年生まれ、キム・ジヨン」。

キム・ジヨンは82年生まれの韓国女性に最も多い名前らしい。彼女にあらゆる年代の女性が憑依すると、ジヨンは韓国女性全般のモンタージュになる。ほぼ全編、ジヨンの問診カルテの形式をとっていて、彼女の経験が年代ごとに淡々と報告される。ページをめくってもめくっても、自分も今まで経験してきたけど忘れようとしてきたこと、あるいはわたしは未婚なのでこれから先あり得るかもしれない、地獄絵図が広がっている。わたしは88年生まれで日本で育ってきましたが、こうやって冷静に読んでみると子供時代から当然のように受け止め、あるいは渋々受け入れてきたことが、いかに不当で侮辱的だったか、改めて実感できる。もちろん男女ともにジェンダーによる呪いはあるけど、やっかいなのはそこに男女の序列関係が染み付いてしまっていること。わかるー、あるあるーと共感を覚えながらも、韓国の堕胎と男女出生比率の統計にはさすがに絶句してしまった。男性社会から疎外される前にそもそも女として生まれてくることすら拒絶されるなんて。怒りを通り越して泣くしかない。
マッチングアプリに「高学歴女子でも気にしない」コミュニティがあって絶望したのはこの夏のこと。世間的にはヘイト表現まではいかないし、もしかしたら気にならない女性もいるかもしれない。でも、女性が自らの努力で掴んだキャリアについて、キャリア形成に一切関わっていない赤の他人の彼らのお気持ちに委ねられ、有難くもご認可いただく意味が全くもってわからない。女性と出会いたい人がわざわざこの表現を選び、本人達的にはリベラルなつもりでこのコミュニティに属しているとするなら、なおさら厄介。この本の地獄のオチにも繋がるけど、そういうとこだよ、と思う。優しそうな男性がリベラル風な身振りで、女性の首を真綿で締める。女性を男性より劣った存在として、あるいは二の次として位置付けることすら通り越して、エロや癒し、出産、育児、家事担当として男性の人生の彩や付属物、コンテンツにされ、人生の主体者として見做されないこと、そしてそれがデフォルト化してるのが、真の地獄。(たまたま目にしたこのイマーシブシアターもどきもリンクして見えた。)そうなると、結婚とか出産とか全く良いビジョンがわかないんですけど。え‥?それはわたしがこじらせてるだけ?
あと、最終的に、頭が良く器用で何でもできる母の人生をわたしのせいで「母」という役割に押し込めているのではないかと思って、申し訳なさが沸沸と湧いてきた。わたしも父や祖父母と共犯関係で母の人生を搾取してきたはずだから。男性の認識だけじゃなくて、女であっても加害者になりうるという自戒の念。

1113
救命講習を受けた。一度、京都でエスカレーターを転げ落ちるおっちゃんを逆向きのエスカレーターから駆けつけて助けたことがあって、それは我ながらカッコ良かったのですが、スキルを身につけることって、カッコ良くなれる近道なんだなと思った。勉強になった。

1114
東京。諸事情あってT-PROJECT「8人の女たち」へ。わたしは映画版から入って、豪華女優たちの共演、衣装の美しさに見惚れ、ついでに音楽にもハマってサントラまで買ったクチ。舞台版は初めてだったけど、思惑と本音が二転三転交錯して、舞台で観ても(というか元々戯曲)よく出来た面白い作品だなぁと思った。ただ、予算的に仕方ないにしろ、衣装が残念すぎてめちゃくちゃ気になってしまった。泊まりは前々から狙っていたOMO5へ。

本当は仕事終わりですぐチェックインするはずが、問答無用で飲みに連れていかれてしまったので、あまりゆっくり滞在できなかった。大人の秘密基地というだけあって、寝場所はロフト!天井が低くて落ち着くー。お風呂に洗い場があったのはポイント高い。ロフト下の部分がソファベッドになっていてごろごろできるのも良かった。背が高い人にはちょっと苦痛かも。あと、パジャマが別途200円するのとスリッパがないのはちょっとなー。フロントやカフェ&バーもオシャレでした。次はホテルグレイスリーゴジラビュールームとHotel zen Tokyoに行きたい。

gracery.com

www.hotelzen.jp

1115
ICCへ。NTTが運営しているメディアアート中心の展示スペース。なんと無料。最新技術やメディアを駆使した作品を色々見れる。

金曜の夜をなめてて、帰阪が茨の道だった。

1116
ルシェルシェのモンブランが劇的な美味しさ。G2版「8人の女たち」を観る。客席対面式の舞台に簡素なセット。女優たちのゴージャスさで空間を埋める。T-projectで抜けていたシュゾンの子供の父親やシャネルとピエレットの関係もちゃんとあった。
晩ご飯を作る。作りすぎた。
・麻婆春雨
・たまねぎとわかめの卵炒め
・春巻
全るーみっくアニメ大投票、すっかり忘れてて一瞬だけ。わが青春「犬夜叉」が1位。好きなキャラクターばっかりだけど、中でも弥勒様にときめいていた。サントラは聴き込み過ぎて弾けるレベルだし、V6、hitomi、BoA…主題歌も思い出深い。興奮しながら見ていたら、かごめ役の声優 ゆきのさつきさんに見覚えありすぎ。まさかの、先日観たばかりの8人の女たちのルイーズ役だった…!
1117
何かの間違いではと思うほどボソボソしたペサのクリームパンを食べる。昼からレンタルものの消化。作り過ぎた麻婆を突きながら、お噂は予々の「ラブネバーダイズ」。舞台はパリ オペラ座からアメリコニーアイランドへ。地下だけだった怪人の世界は地上の見世物小屋全体を覆いつくして、全編アングラ色が強い。怪人の趣味が炸裂するシーンが面白かった。
想像以上にみんな落ちぶれ、こじらせ、幸せからは程遠い。ラウルやマダムジリーに至っては完全にキャラ変。怪人は子供ができただけあって(これが一番のツッコミどころ)最終的に空気の読める人間に成長していた。「オペラ座の怪人」に全く思い入れのないわたしですらこれは…となってしまったので、ファンの気持ちを思うと…。これを観ると、「おっさんずラブ」はあれが最も平和的な解決策やったと思うで…。
進撃の巨人」を読んでみる。え、自分が巨人になる話だったの!?
 
1118~1120
記憶喪失。
1121
アリペイ地獄にはまる。
1122
アリペイ地獄から脱出。
1123
「終わりのない」を観ようと西北まで行って発券しておにぎり買っていざ兵芸!と勇んでいたら、明日のチケットだと気づく。広場で黙々ともおにぎりだけ食して立ち去る奇行。じゃあ申し込んでいた「この世のキワ」、最初から行けるやん!とグランフロントへ。基調講演だけで疲れてしまって退散。
1124
「終わりのない」を今度こそ見る。咀嚼しきれない…壮大で呆然としてしまった。もはやイキウメというジャンルなんだな、と思った。山田裕貴さんがとても良かった。着るものがなさすぎて買いまくったら来年の冬のボーナスまで使い込んでしまった。
1125
めちゃくちゃ面白い打ち合わせをした。
1126
デリカシー0の言葉を浴びせられた。おっさんめ!
1127
職場の癌サバイバーの方のお誕生日。
1128
東京出張。上海のことで頭がいっぱい過ぎて気が気でない。
1129〜1202
上海へ。

岡山芸術交流&聴象発景へ

Trans KOBEと併せて面白そうだなぁと思っていたアートイベント。JTBと日本交通で大阪⇆岡山の新幹線格安プランがあるのを知り、旅費のハードルが随分と下がったので行ってきた。日本交通の方が若干安いのだけれど、希望してた便が取れなかったので、JTBで申し込み。路面電車の往復きっぷ、後楽園、岡山城の入場券も込み込みで大阪⇆岡山が6500円。うれしい…。

www.jtb.co.jp

www.nta.co.jp

f:id:kotobanomado:20200111171905j:plain

岡山駅。街をあげて岡山芸術交流推し!7会場に加えて、提携作品やイベントが街中であって、滞在時間に応じて自由にカスタマイズして回れる。一度路面電車で「城下」まで行ってしまえば(何故かたま駅長の電車に乗った)、あとは徒歩でのんびり回れるのもいい。至る所に美術館や史跡がいっぱいあって、めちゃくちゃ文化都市だし、おしゃれショップもいっぱいあって、街歩きに最高。

f:id:kotobanomado:20200111172739j:plain

f:id:kotobanomado:20200111175131j:plain

私が行ったのは6会場。メイン会場になるAの旧山下小学校と常設展示のあるDオリエント美術館以外は規模が小さいので、映像を丁寧に観ても関西からなら日帰りで十分回れる範囲。わたしは1箇所とばしたのと急ぎ足で回ったので、半日で回れてしまった。
全体を通して、ポストヒューマン的。なかでも、廃校を使っているAは場の力もあってその色が濃い。あれ、学校の怪談…?

f:id:kotobanomado:20200111172333j:plain

劣化、変形したモノが教室ごとに散在し、チューブで繋がっていて、全体がひとつの有機体っぽくすら見えて来る。体育館の作品は1カ所から伸びた管から発する振動音と数カ所に点在する道具?楽器?の音が共鳴しあい、校庭では、ティノ・セーガルのパフォーマンスがめちゃくちゃナチュラルにその場に溶け込んでいる。ピエール・ユイグによると、「超個体(スーパーオーガニズム)」がこの芸術交流のテーマらしく、タイトルの「もし蛇が」の「蛇」のように、どちらが頭で尻尾なのか向きも掴めないけど、作品同士が思わぬ形で曲線的に繋がり合い、影響しあっている。ちなみに、蛇そのものの展示も2つあり、Aにいる蛇は音に反応するらしいけど結局動かず、G林原美術館の蛇は画面上から1時間ほど消えているタイミング。残念ながら、蛇には縁がありませんでした…。Gにもティノ・セーガルのパフォーマンスがあるはずで、楽しみにしてたけど、当たらなかった…。アート好きな美容院のお姉さんの話を聞くと、めちゃくちゃ面白そうだった。

f:id:kotobanomado:20200111172432j:plain

f:id:kotobanomado:20200111172400j:plain

f:id:kotobanomado:20200111172103j:plain

いくつかの会場にある誘蛾灯や香りの作品は、各所に繋がりを持たせ、同時に各所それぞれで別作品との新たな関係性を結ぶ。誘蛾灯はその名の通り、光で虫を誘い出し、感電死させる。B旧福岡醤油建物の誘蛾灯に、運よくハエが吸い込まれた。バチっと大きな音が鳴って、建物全体の照明が一瞬だけ消える。普段気にも留めない虫一匹の命が終わる瞬間、私たちの暮らしが少しだけ変わる。それは去年よく考えていた、坂元裕二さん的な、あるいは柴崎友香さん的な、そことここの、表面上介入し合っていないように見えたつながりに想いを馳せること。目には見えない蛇的なものにハッとした。C天神山文化センターでは、人肌と同じくらい生暖かい柱に対して、床面には動物たちの骨粉が散らばっていて歩くたびにさらに砕ける音が響く。有機と無機が入れ替わったかのような居心地の悪い空間。ここの黒い水の中で蠢く何ものかは小学校にあった人間の皮膚が溶解したようなサーモンピンクのプールと対になってるのかもしれない。

マリンライナーに乗って、丸亀の聴象発景へ。

www.bansyouen.com

その前に、せっかくなので駅チカのうどん屋へ。ちくわ天を頼むと、1本は本物、もう1本は冷凍の2本セットだった。

f:id:kotobanomado:20200111173824j:plain

他のうどん店は冷凍ものを使ってるから本物の味を知ってほしい!というコンセプトらしいけど、普通に2本とも美味しいやつでよくない…?正直、ちくわ天はいつもきすけで美味しいのをたべているし、だしも好みの味ではなかったかな。

いざ、聴象発景@中津万象園へ。本当は讃岐塩屋駅が最寄りなのですが、電車の本数が少なかったので、タクシーで。あまり情報を仕入れないままノリで行ってしまったのですが、そもそも中津万象園とは…?

1688年、丸亀二代目藩主・京極高豊候により築庭された回遊式の大名庭園。庭の中心には京極家先祖の地である近江の琵琶湖を形どった八景池を置き、「近江八景」になぞらえた8つの島が浮かぶ。「万象園」の名は森羅万象、即ち宇宙に存在するすべてのものを意味し、それらを合わせ持つ名園と名高い。また、平家建数奇屋風に建築した「丸亀美術館」、湖畔には、庭の景観を楽しみながら食事のできるレストラン「懐風亭」も併設する。

f:id:kotobanomado:20200111175005j:plain

聴象発景は、鈴木昭男さんとevalaさんふたりのサウンドインスタレーションコラボ。視覚でのみ楽しみがちな庭園であえて音に着目という共通項に持ちながら、方向性が違う。鈴木さんは庭園内の数カ所に「点 音(おとだて)」というポイントを指定して、そこで鑑賞者が周囲に耳を澄ませてみるというインスタレーション。視覚優位の生活の中で、聴覚を鋭敏にさせる仕掛けが新鮮。無防備に色んな音を聞いてはいるけど、言葉や音楽以外で聞く→聴くにスイッチすることって確かにあまりない。耳に比重を置くと、たとえば穏やかに見える水面も鯉が跳ねたり、鳥の存在や居場所がわかったり、見えて来る景色も受取り方が変わってくるし、逆に、トラックが通ったとか、この庭園の外の視覚が及ばない世界も気づかせてくれる。一方で、evalaさんの作品は庭園や庭園が模している近江八景から自然音をサンプリングして重ね合わせたサウンドアート。複数のスピーカーで立体感のある音のレイヤーを人工的に足しこむことによって景色を宇宙的に広げてしまう。聴覚的なレイヤーを付け加えて目の前の景色を強化する、意味を与える、見え方を変える、異化するというのに最近興味を持っていたので、ドンピシャだった。

とても充実したアートツアーでした!日帰り岡山・香川、全然できてしまったので、次から調子乗って色々行ってみよう。次は香川のうどんツアーに行きたい!!

上海旅行準備編

今回、初の海外旅行でした!というわけで、備忘録的に、上海旅行の準備も残しておこうと思います。(といっても手配関係はほぼほぼ同行者がやってくれたのですが)思いついたらまた書き足す。

 

<sleep no moreチケット>

スケジュールが出るのが2、3週間前?we chatのアカウントをフォローしておくとこまめに情報をくれます。公式サイトでのチケット購入はPaypalかアリペイ。

www.sleepnomore.cn

smart ticketはアリペイとWeChatpayのみ。

www.smartticket.cn

後で詳しく書きますが、アリペイはエラーが出て、wechatpayはどうやら日本のクレジットカード紐付けできないらしいという情報で途方に暮れていたら、クレジットカードで購入できる247チケットを発見!助かったー。

www.247tickets.com

 

<アリペイ、その他アプリ>

アリペイアプリの中にTour passという機能が新たにできて、11月から中国の銀行口座を持っていない海外旅行客もクレジットカード登録できるようになったらしい。上海は電子マネーが進んでいるから入れたほうがいいと教えてもらった。もっと早く準備しとけって感じなんですが、1週間前に登録。なぜなら登録に必要なパスポートが1週間前にやってきたからです…!(ギリギリもいいところ)詳しく説明されているブログがあったので、それを読みながら登録。

tabihack.jp

パスポートとか携帯番号を登録して、試しに500人民元チャージしてみたらうまくいったので、よし追加チャージしてスリープノーモアのチケット取るぞ!と翌朝いきんでチャージしようとしたらできませんでした。fund loading failedのエラーが出て、何度試しても無理。アリババ日本支社に問い合わせてもアプリ内で解決してくれの一点張りで、仕方ないので拙い英語でアプリ内のチャット問い合わせをしてみても、アカウントの信頼性が失われてるから、問い合わせ窓口に電話してくれと言われ、英語も中国語もできません、と泣きつくと、じゃあ英語喋れる友達を見つけるといいよ☆と言われ、Thank you.としか返せませんでした。(行くメンバー誰も英語喋れず)というわけで、いまだに原因不明ですが、翌日には何事もなかったようにチャージ可能になってた。旅行ギリギリで登録するのは危険ですね。ちなみに、メインで使っている楽天VISAカードはカード登録の時点ではねられましたので注意。レートは上海銀行のもの。年末までは手数料無料でチャージできるみたいです。未使用分は3ヶ月後にクレジットカードに返金。チャージ額は2000元がマックス。このマックス額、あくまで一度にチャージできる額で、使った分は追加チャージできるかと思いきや、3ヶ月の有効期限内でのマックス額が2000元らしい。(でも2000元以上チャージできたという人もいるのでよくわからない…)これしかチケットの購入方法がないのなら、複数人分一気にチケットが取れないので、限度額あげてほしいですね。とはいえ、現地では、ディズニー、タクシー、SNMグッズショップ、コンビニ、あらゆる場所で役立った!tour passの画面がエラーが出ることもあったけど、paymentは表示できたので、支払いはできた。
その他、高徳地図(googlemap的なもの)、上海ディズニーランド(これがないとファストパスを取れない)、Baidu Translation、wechat(LINE的なもの)アプリをいれていきました。 
 
<両替>
中国で両替したほうがレートがいいらしい情報も耳にしたけど、両替するのも初めてで不安だったので、国内で、2万円分両替。どこでやれば良いかイマイチわからないまま安そうなチケットコングで。1元=15.7円だったのでかなり良い感じだったと思う。

igift.cside.com

1番高価な紙幣が100元(=1500円くらい)なので嵩張った。現金支払い可能な店でも御釣りがない、と言われるシーンが多かったから、ホテルとか、両替のできるところで両替した方がいいかも。
 
<旅行グッズ>
スーツケース新調!最初は、Twitterでオススメされてたフロントが開くロジェールのスーツケースを第一希望にしてたけど、偶然見かけたHaNTマインに一目惚れ。欲しかったサイズにはフロントが開くタイプはなかったけど、購入。

store.ace.jp

外見のカラーも中のテキスタイルも可愛いしお揃いのシューズポーチまでついてる。スーツケース大手のエースが出してるシリーズなので機能面も充実。ストッパーがついていてめっちゃ重宝するし、今まで使ってたいただきものと比べると、コロがスムーズすぎて電動かと思うくらいにストレスフリー。購入後、ソロ、ラミエンヌの存在を知る。ソロは色味、テキスタイルはめちゃくちゃ好みだけど片面収納なのがネック。

store.ace.jp

ラミエンヌはファスナーじゃなくフレーム式。めちゃくちゃ可愛い。

store.ace.jp

安い買い物じゃないのでもうちょっと考えるけど、出張も多いので、小さいのはフロントが開くマイン、1週間サイズはラミエンヌで揃えたいな。
吊すタイプの洗面ポーチとか財布とか、トラベルグッズはおおむね無印でそろえた。パスポートケースはネーエのトラベルオーガナイザー。

hightide.co.jp

3coinで買ったスキンケアボトルセットは盛大に漏れたので買い直そう…。ちょうどCanCam1月号が旅行特集でトラベルグッズ情報も載ってて、若干沼に入りかけた。家のインテリアにはオシャレや可愛さ、これ以上の快適は諦めてるけど、移動中、移動先のアイテムは手軽だし、もっと凝りたい。

cancam.jp

充電器に100-240Vと記載があれば変圧器なしでOKという情報で(中国は220V)、カメラやiPhoneの充電器は全てクリアしていたので、変圧器は用意していかなかった。Wi-fiは同行者がまとめてレンタルしてくれた。関空で受取、返却は関空内の専用ポストで簡単。オプションでVPNもつけたので、TwitterGoogle map、LINEも使えた。ただし、VPNの接続はすぐ切れるので、we chat、高徳地図は入れた方がいい。

www.wi-ho.net

スリープノーモア@上海に人生を狂わされてしまった気がする話。

f:id:kotobanomado:20191208143133j:plain

f:id:kotobanomado:20191208131439j:plain

昨年、USJのホテルアルバートで、”イマ―シブシアター”というジャンルに興味を持ってから、いつか行きたいな…と漠然と思っていたスリープノーモア。

www.sleepnomore.cn

フットワークの軽い先輩につられて、思いがけず行ってしまいました…。アルバートを基準の1とすると10くらいのクオリティかなと期待していたら、余裕で100でした。甘く見ててすみません。薄気味悪いのに、美しくて何よりセンシュアル。ヤバイです、麻薬です。新しい扉を開けてしまいました。帰国してからもずっと役柄や音楽や動画、しまいには上海行きの航空券をうっかり探している。下手したら国内旅行より安く、週末にサクッと1泊2日でも行けちゃうので、少しでも興味持たれた方は是非行って欲しい。というか、一緒に行こう!!!(高まりすぎ)
今回の旅行中も、実はトム・サザーランド版「タイタニック」の招聘が上海にきてたんですが、招聘ものをかなりコンスタントに上演しているようで、近々ならマチルダ、シカゴなどの予定も。しかも、最近はドイツ語圏ものも日本から上海に拠点を移しているので、それとハシゴできると、めっちゃ充実度高いと思う。(打って変わって冷静に勧めてみる)

www.smartticket.cn

まずはこれから行かれる方、興味を持ってる方むけのネタバレなし情報から。

<場所>

Mckkinon Hotel(上海北京西路1013号麦金侬酒店)

地下鉄 南京西路駅から徒歩5分ほど。

f:id:kotobanomado:20191208124123j:plain

高級ブランド街で人通りも多いし、大通り(北京西路)沿いなので危険な感じはない。近くに伊勢丹もある(日本語いっぱい)ので、不安だったら伊勢丹で時間潰すのがよさそう。ただし、ソワレの場合は終演が22時なので、不安な場合は近くのホテルにすると良いかも。ちなみに、すぐ隣に、The Dramaっていうシェイクスピアモチーフの素敵なホテルがある。↓右手がsleep no moreへの入り口。左手の建物がThe DRAMA。

f:id:kotobanomado:20191208124047j:plain

www.booking.com

<チケット>
購入についてはこちら。

kotobanomado.hatenablog.com

同じパフォーマンスを3回繰り返すため、15分刻みで入場できるチケットを販売している。今回は1番高い3回フルで観られるチケット(750元)を購入。開演前、Manderley Barでジャズを聴いたり、お酒(ノンアルコールもある)を飲んだ後、案内されます。バーで自然と世界観に引き込まれるし、時間差でお客さんがどんどん増えていくので、初見はこのチケットが良い気がする。

f:id:kotobanomado:20191208125558j:plain

f:id:kotobanomado:20191208143143j:plain

事前にチケットさえ買っていれば片言の英語でのりきれる。日本語がいけるスタッフさんも一人見かけました。

<バラバラで行動、待ち合わせ場所は決める>
パフォーマンス中は他人に構ってる暇は全くないし、各々どっぷり世界に浸かって、それぞれの体験をあとですり合わせるのがまた面白いので、一人で回るべき。ただし、体験後はグッズショップがあったりクロークで荷物を受け取るのに長蛇の列になるので、どこで待ち合わせるか事前に決めた方がいい。

<絶対スニーカー、パンツ>
めっちゃ歩く。というか、もはや走る。3時間ノンストップで階段上り下り、ほぼスポーツ。ヒール履いてきたら地獄を見るだけ。

<腕時計必須>
スマホが使えるのはバーまで。バーから出る時、予め渡されたスマホ用ポシェットがロックされる。居る場所によってはパフォーマンスがリピートされる切れ目が分かりにくいし、体感時間が掴みにくい(3時間あっという間)ので、時計は必須。

<アリペイ、入れたほうがいい>
体験後、スマホポシェットのロックを解除してもらった後(クロークで荷物を受け取る前)、グッズショップがある。ここはスマホ決済のみっぽかったので、アリペイ必須。(ちなみに外のチケットボックスでもグッズが売ってました。が、終演後は閉まってた。)

雰囲気のある写真、作品の謎とリンクした地図や写真などの小道具が挟まっていたりで、テンションがぶちあがるパンフ。(が、キャスト情報は不完全。明らかに載っていない人が出てた)重いけど買って帰ってよかった!

<困ったら黒仮面に>
冒頭、さらっと中国語&英語で説明されるのですが、各フロアに黒いマスクをした、パフォーマンスの進行を見守る係員がいて、途中、トイレ行きたい場合や体調不良の時は伝えたら助けてくれるみたい。ちなみにトイレは一回迷った時にたどり着いたけど、世界観が統一されてて一瞬トイレと分からなかった。

<ハマりそうな人(独断と偏見)>
これは完全にわたしの独断と偏見なんですが、演劇という側面よりむしろインスタレーションっぽいので、サイトスペシフィックアート/パフォーマンス、シュナイダーが好きな人がハマる気がする。

kotobanomado.hatenablog.com

あと、やっぱりテーマパーク好きも。それに、ヒッチコック、フィルムノワール、ホラー映画、荻田先生のショー(!)が好きな人とか。あと、ウィーン版エリザ、アルジェンタンゴのエッセンスも感じた。以前、会社の先輩と喋っていて、自分がストーリーよりもそのメディア(映像なりライブパフォーマンスなり)ならではの特性を感じられるものに惹かれるんだ、と自覚した。たしかに、だからこんなにハマってるんだなぁと納得。なので、逆にいうと、ストーリーをかなり重視するタイプとかストーリーを完全に理解しないとフラストレーションがたまる人には向かない。演劇としては不完全です。

<ネタバレは見ない>
内容理解が第一目的ではないので、モチーフになってる「マクベス」と「レベッカ」は別にして、建物の間取りとかシーン、登場人物に関するネタバレは極力見ず、なんじゃこりゃ!?を楽しんだ方が絶対面白い。一度体感した今、リピートしたい欲も情報を得たい欲もすごいですけど、それ以上に、記憶を全部消してあの衝撃に出逢い直したいという気持ちなので。ベースとなる2作品+「白いマスクをつけて1時間×3回のパフォーマンス中、建物内を自由に歩き回る」「言語、わからなくてOK!」レベルだけで体験してほしい。そんなうっすい情報だけで上海までいけるかい!と言われそうですけど、とにかく、とにかく面白いので、↑に書いた嗜好性の方とかこのブログにある程度共感してくださってる方は、まずは行って欲しい…。初見は1度きりなので…(泣)

ネタバレなしは以上!
なかなか魅力を伝えづらいのですが、一人でも多くの方に体験していただき、1日でも長くロングランして欲しい…!

以下は体験済みの方、行く予定のない方向けですので、注意!

 

 

 

 

 

続きを読む