だらだらノマド。

趣味、日常をゆるゆる綴るライフログ。

上海旅行その1 謎の施設のアリス編。

イマーシブ仲間のS先輩から「上海のスリープノーモアに行こう…!」と誘われたのが、10月?それから、S先輩と元同僚のKさんによって、あれよあれよという間に計画が進み、私自身は何の知識もないまま「スリープノーモアに行ける!」の一心で、ふたりに付き従って上海に行ってきました!以下、海外初心者による忘備録。SNS強者っぽいふたりに見つかりませんように…!手配事はお二人にお任せしっぱなしだったので大事なところが抜けてますが、旅行準備編はこちら。

kotobanomado.hatenablog.com

 

<1日目>

●空港へ
新阪急ホテルから関空へはリムジンバスで。予約できず、先着順。(交通系ICカードが使えるのでただ並ぶだけでOK)

www.okkbus.co.jp

今回は海外旅行保険に入らず楽天カードの付帯で済ませたかったので、新阪急までのタクシー代を楽天カードで支払いました。

www.rakuten-card.co.jp

関空着。S先輩が予約してくれたwifiを受け取る。中国VPNもオプションで付けたので、TwitterやLINEなども使えて快適だった。ただし、VPNSNSを立ち上げるごとに入れ直さないといけないので同行者同士のやり取り用にはwe chatアプリ(中国版LINE)を入れた方がいい。

www.wi-ho.net

飛行機は、チャイナエアライン。人生初の機内食でテンション上がったが、かなり独特!なんやこれ!

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浦東空港着。いきなり全指の指紋を取られて、何かやらかすとえらい目に合いそうな空気感が漂う。

 

リニアモーターカーと地下鉄

空港から龍陽路駅までリニアモーターカーで移動。(10分弱)航空券があれば片道50→40元に割引。車内は自由席でめちゃくちゃカジュアル。人はまばらだった。早いような気がする!揺れが少ない気がする!(しかし確信はない)と盛り上がった。

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龍陽路から地下鉄に乗り換え。街中は主に地下鉄での移動になるので、45元の3日票(ICカード)を買った。

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3日と言いつつ日数ではく時間計算で、最初の乗車から72時間有効。3泊4日だとうまくいけば最終日まで使える。ただし、リミット時間がカードにも改札にも表示されないので自分で覚えておく必要が。案の定、我々は誰もリミット時間を覚えてなくて、最終日、改札で止められました…。あと、乗車時、持ち物は全てベルトコンベヤーに載せて手荷物チェックされます。(担当者がどう見てもよそ見をしてる気がするが…)タクシーも初乗り運賃が安いので(16元くらい)日本よりもずっと手軽に使える反面、近いと乗車拒否に遭うというデメリットもありました。バスは乗り方がイマイチ分からず、結局一度も乗ってない。

urtrip.jp

 

●ジンジャンパシフィックホテル(金門大酒店)

S先輩が手配してくれた宿は人民広場駅すぐ、1926年建築のクラシックホテル。オールド上海をお手軽に満喫出来て最高だった。後から考えると、フロントに1930年代の写真が飾ってあったりして「スリープノーモア」の世界観とも合致する…。

www.shanghainavi.com

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みんな一人の時間が欲しいタイプなのでシングル×3。気兼ねなく広々。連日フル活動だったので、お風呂の問題とかを考えると、大正解だった。

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ドライヤーとかソープ類はあったけど、歯ブラシセットとかブラシはなし。水回りは結構古さを感じた。コンセントの形は日本と同じもの。洗面台のところに110v用のコンセントがあったので、最悪、220vに対応してないものでもそのまま充電できそうでした。

 

●豫園
上海を代表する観光地らしく、めちゃくちゃ賑わってた。庭園の有料部分には入ってない。

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南翔饅頭店でぷるぷるの蟹スープ小籠包を食べる。中身はほぼスープで、食べるというか、ここにストローを突き刺して吸う。かなりの吸引力を求められ、窒息しかけた。

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目を惹く茶館、湖心亭。

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中も雰囲気あって素敵でした…。茶花を頼んだらお茶うけがいくつかついてきて、うずらの煮卵みたいなのが特に美味しかった。お隣のセレブ駐在妻の話に耳を傾ける。

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●南京西路~南京東路

大通りをぶらぶら。新旧ビルが立ち並んでいて壮観。南京東路は歩行者天国になっていて、路面電車的な乗り物が行き来している。

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中国でも韓国コスメが流行ってるようで広告もいくつか見かけたし、エチュードハウスがあった。可愛い…。

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SNSで見かけたイマ―シブシアターShanghai Dungeonが大通りに沿いにあった。

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www.theshanghaidungeon.cn

 

●イマ―シブシアター「愛丽丝冒险奇遇记(Alice'sAdventures Underground)

このツイートで知ったもの。

「これ面白そうじゃないですか!?」と軽いノリで振ったら、KさんとSさんが思いのほかのってくれ行くことに。が、たどり着くまでが大変だった…。まず事前に上手くチケットが買えず、日常会話レベルで中国語ができるKさんがウェイボーで問い合わせてくれたところ、当日券もあるから大丈夫!と言われて一安心したものの、謎の施設で上演されていて…。最寄りの上海馬戯城駅からめっちゃ遠い。大通りをまっすぐなので絶対迷子にはならないけど、寒空の下30分歩いた。駅前にタクシーはいなかったと思うし、歩道横がバイク・自転車用の道路になってて途中から流しのタクシーを捕まえにくく、私たちは何とか1台捕まえられたけど、近かったから乗車拒否されました…。なので、いっそ街中からタクシーで行き来したほうが良かったかも。劇場でもないし何なんだこの施設は…。

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開演1時間前について、当日券購入(398元)。パスポートの確認があったような。外国人客に慣れてないようで結構手間取りました。カードは使えず現金精算だったけど、お釣りはないと言われ、みんなでお金をかき集めた。英語もほぼ通じず、中国語を喋れる人がいてもヒヤヒヤものだったので、行こうと思ってる方はご注意を!スマホ以外の手荷物はこのカウンターで預ける。ただ、途中、明らかに寒すぎるエリアがあったので(夏なら暑くなる?)羽織は持って行った方が良い。あと、「赤と黒」というドレスコードがあるらしく、地味な我々は赤の服がなくて黒づくめで行ったけど、ドレスコード守ってない人は途中で軽くいじられるくらいだったので、そんな厳密じゃない。そこまで歩かないけど、地べたに座ったりもするのでパンツ推奨。

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いざ中へ!

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めっちゃ中国語喋るやん…。(当たり前)記憶を失ったアリスの足跡を辿るお話(だと思う)。20個くらいある部屋を次々に巡って、芋虫やチャシャネコなどのお馴染みのキャラクターに出会う。キャラクターたちにめっちゃ喋りかけられるので、中国語がわからないとかなりきつい。今回はKさんが中国語ができて、「この子たち中国語できません!」と途中でこっそり言ってくれた+S先輩とわたしは明らかに理解を放棄した遠い目をし続けたので、役者も途中からまったく絡んでこなくなって何とかなったけど、軽いノリで行くもんじゃないですね…。(反省)とはいえ、ちょっとダークなアリスの世界観だったり、サーカス・マジック・お芝居・歌・ダンスが組み合わさったバラエティに富んだ構成だったり、何よりパフォーマーがみんな達者だったので、言葉が分からなくても十分楽しめた。途中、drink meの小瓶を飲み干したり、本物のケーキを盗み食いしてみたり、マッドハッターのお茶会に参加したり、トランプの柄によってチーム分けされてそれぞれに任務が与えられたりして、物語への参加を促す仕掛けがたくさんあったのもわくわくした。チームごとに何度も練習させられたポーズがあって、最後に4チーム共がそのポーズをしあうことで物語が完結するのですが、まさかの違うチームのところに座ってしまって結局披露できず。キンザザの「くー!」と同じく街中で突然振られても、とっさに返せるくらい練習したのにー!悔しー!
出口にはギフトショップとフォトスポットが充実。若い子がいっぱい来てた。

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帰りは運よくタクシーが捕まり、そのままホテル周辺へ。カラフルなネオンに彩られて雰囲気がガラリと変わっていた。中国感!疲れすぎていてもはや写真も撮ってないのですが、晩御飯はこの近辺のカジュアルなお店にふらっと入って肉肉しい麺を食べた気がしますね…(意識朦朧)
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以上、1日目、終了!