涼しいのは有り難いが低気圧が辛い日々。
0701、0702
仕事。
自分の趣味嗜好に気づいてしまう。学生時代、こんなことを書いていたのに、三十路になって更なるこじらせ。
なので、いないけどライブ、みたいなパフォーマンスを体験したい欲がすごい。痕跡本、手紙、ヴァナキュラー写真、廃墟、テーマパークのアトラクション、イマーシブシアター、ツアーみたいなものが組み合わさったような。人の痕跡または気配や存在の予感を辿る体験。
— ノマド。 (@daranomado) 2019年7月2日
↓こういうイマーシブシアター、われながらめっちゃ面白そう…!とうち震えているのですがもしかして痕跡フェチにとってだけだったりする…?
推理、謎解きではなくて、「レベッカ」みたいに、姿こそ見えないけど気配が充満するパーソナルな空間に踏み込む、観光の生々しいバージョンみたいな体験。そして様々な媒体から浮かび上がるイメージが一人の人物として全く焦点を結ばない…みたいな怖さ。え、めっちゃ面白い。
— ノマド。 (@daranomado) 2019年7月1日
0703
『キネマと恋人』を観に行く。充実した演劇体験!
0704
会社を無理くり休み、七月大歌舞伎昼の部へ行く。
「色気噺お伊勢帰り」
「厳島招檜扇」 日招ぎの清盛
「義経千本桜」 渡海屋・大物浦
「色気~」は松竹新喜劇の作品。弥次喜多は伊勢を目指すけど、こちらはタイトル通り伊勢から帰って後のお話。歌舞伎のパロディを要所要所に入れたコメディ。上方狂言の充実化に意気込む鴈治郎の力みとは裏腹に乗り切れない芝翫。梅枝くんは艶やか、隼人はもはやマスコット的。残念ながら、今回あえて歌舞伎化する(演出はわかぎゑふさん)意味が見いだせなかった。
「厳島招檜扇」の見どころは久々の復帰となる我當さん。正直、台詞は明瞭さに欠けるものの、お元気な姿を見れただけでも嬉しい。この後が「義経千本桜」なだけに、日の入りを扇で招き戻すという、平家超絶頂期の狂言が入るのが皮肉。
一番のお目当てだった「義経千本桜」。仁左衛門さん関西では最後の碇知盛。そういう意味でも、我當さん復帰の日招きの清盛と対照的。うーん…正直、狂言としてわたしは得意ではない(睡魔が襲ってきた)し、もちろん仁左衛門さんならではの繊細な心理描写は理解できるけれど、ダイナミックな立ち回りも大きな見どころなはずで。そのバランスが良いとは思えなかった。
0705
中崎町のピザ屋さん開拓。ボリュームたっぷりで美味しかったけどめちゃくちゃカジュアルで、ドリンクが缶のままやってきた…。中津・中崎町辺りはピザ屋さんが多くて、ピッツェリア・アッソ・ダ・ヤマグチとピッツェリア ダ チロも早いとこ行ってみたい。
0706
ハリー・ポッター魔法同盟を始めてみる。
0707
友人の結婚式で名古屋へ。
趣味柄?職業柄?、披露宴の構成とか音楽がめちゃくちゃ気になりがちで、たとえば、親からの手紙コーナーがまさかの冒頭で、泣かせる布石ゼロで!?とか、映像パート×3で超ダレまくりの由々しき事態!とか、この曲、シーンにあってないーとかが気になってしまう中で、今回は本当にシンプルで素晴らしい披露宴だった。娘から親への手紙とかど直球の泣きイベントとか夫妻バンドとか、ちゃんとしたイベントを逃げずにやると結果が伴うんだなということを学んだ。参列者の顔ぶれも、新婦が多方面で活躍し、なおかつ人との繋がりを大切に育ててきたからこその個性的な面々で、尊敬の念が湧き上がるばかり…。真面目に、面倒臭がらずに、そしてこじらせずに生きるとこういう未来が待ってるんだね…いつかわたしもたどり着けるかな…(遠い目)
ところで、この年齢でブーケトスって晒し者以外の何者でもないので、もし自分が結婚することがあれば、あのコーナーだけは絶対やめとこうと思った。ちなみに今回のブーケトスはトスじゃなく夜店のくじタイプだったので、どこまで能動性を見せるかの駆け引きがなかったのがせめてもの救い。
久々の近鉄特急が本当に快適すぎて来月からのあいちトリエンナーレ行きたい欲が高まった。呟いたら津田大介さんからリプライが来て震えた。
0708
魔法同盟にハマりすぎて廃人。ひょんなことから、ハリー・ポッターの映画を手がけていたデザイナーチームミナリマのショップが南堀江にあると知る。なんで誰も教えてくれんかったのか、この超重要情報。(自分が疎いだけ)とりあえず今月中に行くことを目標に。にわかにハリポタブーム再来。
0709
仕事。結婚式の選曲をし始める。(結婚の予定はない)基本全部ミュージカル系のナンバーにしたい。アリスのThrough the Looking GlassとMarkのGo the Distanceは絶対入れたいし、テーブルごとにミュージカルのタイトルを付けたら楽しいだろうな。で、その作品に応じたプロップス置いておくとか。本当はお色直しの時に「三色旗だ…三色旗を着ているぞ…!」(byエリザベート)の寸劇もやりたいけど、わかる人が少なすぎて沈黙が訪れるだけなのでやめる。選曲に勤しむ中、Markの新しいアルバムを聴いて、Mark熱が俄然高まる。
●Through the Looking Glass
●Go the Distance by Mark Seibert
0710〜0712
仕事。一難さればまた一難。といいつつ、みんなに助けられながら割と楽しくやっている。しかし、顔がどんどん土気色になっていくのはなぜ。結婚式も、一人土気色だった。単なるお肌の曲がり角なのか、カーテンがぼろぼろだから寝ながらにして日焼けてるのか、本当に体調がヤバイのか。カラーコントロールでは到底制御できないので、下地、ファンデもろとも変えないといけないかも。